小学生 集団指導(公立中学進学)
創心館の小学生集団指導は中学受験をしないで公立中学に進学する生徒を対象としています。
受験がないからこそ、じっくりと腰を据えてやれることがたくさんあります。小学生の頭の柔らかい時期だからこそ、できること、やるべきことがたくさんあるのです。
算数・国語・英語の教科指導はもちろんのこと、それ以外にも子どもたちが将来社会に出たときに役に立つであろう力を養う仕組みが創心館にはたくさんあります。
ときには教室の外に飛び出して「学び」の時間を持つこともあります。
受験という圧力がないからこそ、楽しく伸び伸びと学ぶことができるのです。
一生モノの力を身につける
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漢字力を身につける
漢字力は読解の基礎、そしてすべての教科の基礎となるものです。
創心館では各学年の配当漢字を1学期の間に1周終わらせてしまいます。漢字は先取りでやればやるほどその後の勉強が楽になるのです。
2学期からは復習に入りますが、各学年で覚えておきたい社会や理科の用語の漢字なども勉強していきます。
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計算力を身につける
計算力は算数や数学の基礎となるものです。計算が早くて正確であれば、その後の勉強もスムーズに進みます。
創心館では算数の授業の最初の10分間を使い、毎回計算100問テストを行います。最初は10分を切れなかった生徒でも、数ヶ月もすれば5分以内に終えるようになります。子どもたちを算数嫌いにさせないためにも、確固とした計算力が必要となるのです。
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表現力を身につける
創心館では国語の問題はすべて記述式のテキストを使用しています。記号問題ばかいりのテキストだと、どうしても勘を頼りに解いてしまうこともあります。
このテキストなら、きちんと根拠を見つけなければ答えることができません。文章をしっかり読み込み、そこから答えを導き出す力を身につけなければなりません。国語はすべての科目の基礎となる科目です。基礎をおろそかにしてはどんな勉強も積み上げていくことができません。
創心館の記述テキストで表現力を磨き、自らが考えることを言葉にできる力を養いたいと思います。
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常識力を身につける
創心館では小学生のうちに都道府県をすべて覚え、さらに漢字でも書けるようにします。そうすることで中学校に入ってから役に立つだけではなく、将来大人になったときにも必要となるでしょう。日本人に生まれたからには都道府県は必ず覚えるようにします。
また、ことわざや慣用句なども「カルタ」などを使い、楽しく覚えるようにしています。
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作文力を身につける
年に数回ほど、国語の時間を使い、作文の練習をします。自分の気持ちを表現できるかどうかは将来にわたり重要な力になります。
頭の柔らかい小学生のうちに鍛えておくことで、将来社会に出ても通用するレベルの作文力を身につけてもらいたいと考えています。最初は簡単な短文作成から、そして「なりきり作文」や「実況作文」などを経て、小6の終わりには立派な読書感想文を書けるようにします。
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記憶力を身につける
国語の授業の中で暗唱を取り入れています。たとえば、枕草子の冒頭や宮沢賢治の詩の『雨ニモ負ケズ』などを暗唱できるようにします。
そうすることで記憶力が身につくことはもちろん、日本語の名文が体に沁み込むのです。美しいとされる日本語を身体に血肉化することで日本語を書く力が養われ、言葉のニュアンスに敏感になることができ、そのことがひいては社会に出たときに役に立つのです。
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発想力を身につける
年に3回、「生きる力プロジェクト」という小学生対象のイベントを実施しています。
箕面の滝で天然記念物のオオサンショウウオを探したり、海でイカダを作って大海原に繰り出したり、雪山で大冒険したりします。そんな非日常の中で子どもたちは様々な発見をします。それは大人が意図をもってしたものではなく、子どもたち自らが見つけ出すのです。将来社会に出て、自ら問題意識をもって仕事に取り組むという力は非常に大切です。そんな力を小学生のうちから養います。
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思考力を身につける
年に3回、「創心ラボ」と題して理科実験教室を行っています。
理科的にはかなり高度な知識を扱いますが、それも目の前の実験を通して説明するので、子どもたちは腑に落ちるのです。「世の中にはこんな現象がある。不思議だよね。なぜなんだろう?」と問いかけると子どもたちは必死に頭をひねって考えます。そして目の前の実験で現象が裏付けられる。そのことで子どもたちの記憶に刻まれます。中学生や高校生になったときにはもちろんのこと、将来子どもたちを研究の分野に向かわせるきっかけともなるのではないかと考えています。
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競争力を身につける
創心館の小学生集団指導では競争力も養います。
子どもは実は競争が大好きです。どれだけ早くできるか。どれだけ正確にできるか。子ども時代の健全な競争力は成長の糧となります。友達と切磋琢磨することにより、さらなる高みへと到達できるのです。毎回の計算テストや漢字テストなどでそういった力を養うことも意図しています。将来社会に出ると、否応なく競争の中に放り込まれます。小学生時代を競争なしの無菌室で育て、いざ社会に出たときに「さあ、競争だ」と言われても戸惑うだけでしょう。健全な競争心は健全な心を育むのです。
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自学力を身につける
創心館では小学生であっても自習に来ることを推奨しています。
小学生のうちは、始めは自習といっても、講師が横について教えないとできません。しかし、だんだんと自習の姿勢ができあがってきます。中学校に入ると自分で勉強する時間を増やさなくてはならないので、小学生のうちから鍛えます。たとえば小学校4年生の児童が自習にきて宿題などをやっている姿を見ると感動すら覚えます。できるだけ早い段階から、勉強するのは当たり前という空気感を創っていきたいと考えています。