
こんにちは。上原です。
今回の記事では、「テストの点数が思ったより取れなかった…」というときこそ、成績を伸ばす絶好の機会であるという視点からお伝えします。
目標点数に届かなくて落ち込んでしまう気持ちはよくわかります。
ただ、その結果をどのように受け止め、どのように次へつなげていくかによって、今後の学びは大きく変わっていきます。
「できなかった」は“伸びしろ”のサイン
テストで思うような点数が取れなかったとき、まず大切なのは、それを「ダメだった」で終わらせないことです。
「できなかった=伸びしろ」と認識して前を向きましょう。
これは、これから身につけていけばよい部分が明確になったということです。
- 間違えたところは、今後の学習で克服すべき課題
- 課題が見えるということは、改善できるチャンス
このように考えることで、結果を前向きに捉えることができます。
点数より大切な「テスト後の3ステップ」
テストが終わったあとに重要なのは、「点数の良し悪し」ではなく、その結果から何を学び取り、どう行動するかです。以下の3つのステップを意識してみてください。
① できなかった問題の原因を分析する
- どの単元でミスが多かったか
- なぜその答えを選んだのか
- ケアレスミスなのか、理解不足なのか
原因を正確に把握することで、次に向けた具体的な改善策が見えてきます。
② できた問題の背景を振り返る
- どのような勉強が功を奏したか
- どのタイミングの復習が効果的だったか
「うまくいった要因」も分析することで、それを次にも再現できます。
③ 次の行動を明確にする
- 苦手単元をいつ復習するか
- 解く順番や時間配分をどう工夫するか
- 類題を何問か練習してみる
具体的な行動計画に落とし込むことで、テストの経験が「未来を変える力」に変わっていきます。
他人と比べず、“過去の自分”と比べる
周囲の点数と比較して落ち込んでしまうこともあるかもしれませんが、本当に大切なのは、前回の自分と比べて成長できているかどうかです。
確実にレベルアップしてくことは点数を取ることよりも重要です。
- 前回より理解できた単元があった
- ケアレスミスが減った
- 勉強の習慣が少しずつ定着してきた
こうした「小さな成長」に気づくことで、学びに対する前向きな姿勢が育っていきます。
おわりに:”これからどうするか”を考える
テストの点数は、あくまで過去の学習の結果にすぎません。
しかし、その結果をどう受け止め、次にどう活かすかは、これからの自分次第です。
だから、大事なことは常に『これからどうするか』を考えること。
ぜひ、今回の結果を“次へ活かすデータ”として捉え、次への一歩を踏み出していただければと思います。