はじめに
高校受験では「当日の試験結果」だけでなく、中学校の内申点が大きなカギを握ります。
とくに大阪府の公立高校入試では、調査書点(=内申点)が合否を左右する割合が高く、「学力検査だけ頑張ればOK!」とはいきません。
「成績表の数字、もっと上げたいけどもう遅いかな?」
「副教科の評価ってどう付くの?」
そんな悩みを持つ中学3年生や保護者の方に向けて、創心館がこれまで多くの受験生をサポートしてきた経験をもとに、内申点を上げるために今からできる具体的な行動をお伝えします。
1.提出物を期限内にしっかり出す 📒
提出物は「内申点の土台」といっても過言ではありません。
先生がまず見るのは「提出の有無」と「期限を守っているか」です。
提出物で評価されるポイント
- 期限を守って提出しているか
- ノートやワークに丁寧に書き込まれているか
- 解答の丸付け・やり直しができているか
具体例
- 数学のワークは「赤で丸付け→間違えた問題を青で解き直し」を必ずセットで行う
- 英語の単語テストノートは、見開きの右ページを練習用に活用
📌 アドバイス
「提出日ギリギリにまとめてやる」と、先生はすぐに分かります💦
日々少しずつ進め、提出前に“仕上げ”をするのがおすすめ。
2.授業態度を見直す 👀
内申点はテストの点数だけで決まりません。授業中の姿勢も重要です。
チェックしたいポイント
- ノートの取り方(ポイントを整理して書く)
- 発言のタイミング(先生が問いかけたときに反応できるか)
- 私語をせず、前を向いているか
ケーススタディ
創心館の去年の卒塾生Sさんは、定期テストの点は悪くなかったのに、成績表が「4」止まりでした。
原因は授業中に話を聞いていないときがあったこと。ノートに日付やタイトルが抜けているだけで「丁寧さ」が評価されなかったのです。
👉 授業中の姿勢は先生の印象に直結します。今日からでも改善できますよ✨
3.定期テストの勉強法をブラッシュアップ 📚
内申点は「学期末ごとの成績」で決まります。つまり、定期テストの結果を伸ばせば内申も上がるのです。
直前だけに頼らない
- 2週間前には試験範囲を把握
- 1週間前には「演習→解き直し」モードに移行
- 副教科はテスト2日前までに完成
成功例
Bくんは中3の夏、社会のワークを「3周」こなしました。
1周目は問題を解く、2周目は間違えたところを徹底、3周目は時間を測って挑戦。
結果、社会のテストは65点→89点にアップし、通知表も「3」から「4」へ✨
4.副教科をおろそかにしない 🎨🎶
音楽・美術・技術家庭・保健体育の4科目は「副教科」と呼ばれます。
大阪府の入試では、副教科の評定は主要5教科の2倍に換算されるため、ここを上げると大きな加点になります。
ポイント
- 授業中の作品づくり・実技に全力で取り組む
- 先生からのコメントを素直に改善
- 授業の持ち物(リコーダー・体操服など)を忘れない
具体例
- 美術で「色の塗り方が雑」と言われたら、下書きを丁寧にやり直す
- 体育のシャトルランはペースを一定にして最後まで走る
🌟 副教科は「ちょっとした工夫」で評価が変わります。
5.家庭でのフォローと自己管理 🏡
内申点を上げるには、家族の協力も力になります。
家庭でできるサポート
- 提出物の管理を一緒に確認(カレンダーやアプリを活用)
- 定期テスト2週間前から学習スケジュールを壁に貼る
- 「副教科も大事だよ」と日常的に声かけ
自分でできること
- 毎日5分だけでも「今日の授業を振り返る」
- ワークの進捗を写真で記録し、達成感を可視化
📌 塾を活用するのも◎
創心館では、ワークの進め方や提出管理のコツを個別にアドバイスしています。
コラム:内申点はどのくらいで合格が決まるの? 🔍
大阪府の公立高校では、内申点(調査書点)と当日点の比率は 「学校・学科によって違う」 のが特徴。
例:
- 文理学科(天王寺・北野など) → 当日点重視(7:3〜6:4)
- 普通科(住吉・生野など) → 内申と学力検査がほぼ半々
「今から上げても意味がない…」という声をよく聞きますが、
冬までに1段階アップできた生徒は毎年います。特に副教科の加点は最後まで伸びやすいです💪
よくある質問 Q&A 💬
Q1. 中3の2学期からでも上がりますか?
👉 上がります!特に副教科と授業態度は即効性があります。
Q2. 提出物を忘れてしまったら?
👉 すぐに先生へ謝り、期限後でも提出しましょう。何もしないよりは評価されます。
Q3. 内申点が低くても志望校に合格できますか?
👉 当日点とのバランス次第。模試や塾で「安全圏」を見極め、勉強を強化すれば十分逆転可能です。
まとめ ✍️
内申点は「テストの点+日々の取り組み+授業態度」の総合評価です。
- 提出物をきちんと出す
- 授業に集中して前向きに参加
- 定期テストを計画的に準備
- 副教科も手を抜かず全力
- 家庭でのサポートと自己管理を工夫
この5つを意識するだけで、内申点はまだまだ伸ばせます🌟
最後に
高校受験は「努力の積み重ねが数字になる」貴重な経験です。
創心館では、勉強面だけでなく提出物や生活面までトータルでサポートしています。
「もう少しで4に届きそう!」
「副教科がネック…」
そんなお悩みがあれば、ぜひ相談してください😊
あなたの“がんばり”を、全力で後押しします!