まもなくお盆休み、勉強させる?休ませる?

住吉本部校

保護者の悩みを整理してみましょう

「せっかくのお盆休み、少しは休ませてあげたいけど、勉強もしないと…」
「講習期間だし、頑張らせるべき?」

毎年この時期になると、そんな声を保護者の方から多くいただきます。
「勉強させるか、休ませるか」。これはどちらが正解というものではありません
大切なのは、「お子さまの目的」に応じて最適な過ごし方を見つけることです。

たとえば、中学3年生で受験に向けての基礎固めをしている生徒なら、お盆は“ブースト期間”。集中して学習に取り組む最後のチャンスかもしれません。逆に、小学生や中学1・2年生など、学年によっては「少しペースを落とし、気持ちのリフレッシュをはかる」ことも大切になってきます。

ポイントは、“勉強”か“休息”のどちらかに偏るのではなく、リフレッシュと学習のバランスを意識することです。

お盆にご家庭でできる3つのサポート

では、保護者としてはこの期間、どのように関わるのが良いのでしょうか?
以下の3つの視点から整理してみました。

環境整備🏠

テレビの音、家族のスケジュール、過ごす場所…。
意外と集中できるかどうかは、家庭内の“空気感”に左右されます。
「○時~○時は勉強時間ね」といったリズムを家族で共有するだけでも、お子さまの集中度はグッと変わります。

声かけ💬

「ちゃんと勉強しなさい」、「早く勉強しなさい」よりも、「明日から○○だから今日のうちに~をやっておこう」のほうが、心に響くものです。
特にこの時期は、子供が家にいる時間が多くなり、どうしてもダラダラしている姿を多く目にしてしまします。
また、目に見える成果が出にくく、子ども自身も不安になりがち。
ちょっとした声かけが、”背中を押す大きな力”になります。

生活リズムの維持🛏

夜更かし・朝寝坊になりがちな長期休み。
これはお盆休みだけではなく、長期休み全てに言えることですが、生活のリズムが崩れると、勉強も身につきませんし、夏休み明けの2学期のスタートに影響が出てしまいます。
「寝る時間」「起きる時間」だけでも、一定に保つよう意識してみてください。

さいごに

お盆の数日間は、短いようで意外と影響力の大きい時間です。
「何をするか」だけでなく、「どんな姿勢で過ごすか」が、8月後半や2学期の充実度を大きく左右します。
特に中3生は夏休み明けすぐに実力テストがありますので、しっかりと準備をしましょう!

ぜひ、ご家庭でも「うちの子にとって、今なにが必要か?」を軸にして、お盆の過ごし方を一緒に考えていただければと思います。
創心館でも引き続き、一人ひとりに合わせた学習サポートを行ってまいります。

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