夏休み。自由な時間がたくさんあるからこそ、何をするかで人によって差が出る時期です。
だけど、こんな気持ちになっていませんか?
「勉強しないとと思うけど、やる気が出ない」
「どうせ頑張っても成績、すぐには上がらないし…」
そんなときにこそ知ってほしいのが、“夏に得た自信”が2学期の自分を支えてくれるということ。
実は、成績よりも「やればできる」という自信がついた人ほど、秋からグッと伸びていくんです。
点数より“手応え”が大事な理由
2学期は、文化祭や体育祭など行事も多く、なんとなく流されやすい季節です。
そんな中で、夏に「頑張れた経験」がある人は、ぶれにくくなります。
- 「あのとき、毎日勉強頑張れたし」
- 「あの問題集、1冊やりきれたし」
- 「前は分からなかったけど、今ならできる」
こうした感覚が、テスト勉強や日々の授業で「やってみよう」「自分ならできるかも」と思える力になります。
点数はあとからついてくるもの。先に“自信”をつけることが大事なんです。
自信をつけるための“3つのしかけ”
「よし、じゃあ頑張ろう!」と思っても、最初の一歩ってなかなか重いもの。
でも大丈夫。“しかけ”を作れば自然と動けるようになります。
① 朝の10分を“いつもの時間”にする
起きたらまず机に向かう、学校の復習をちょっとやる。
毎日同じ時間に取り組むことで、“生活リズム=勉強リズム”が整います。
② 昨日の自分に「ちょっと勝つ」
昨日より1ページ多く、1問多く、5分長く。
ライバルは誰かじゃなくて、“昨日の自分”です。
小さな「勝った!」が積み重なれば、大きな自信になります。
③ やったことを“見える化”する
勉強したページを塗りつぶす表、ノートに○をつける、LINEで誰かに報告する…
「やった」が見えると、自分の頑張りを実感できます。
“やればできる”を感じられる夏にしよう
夏休みは、長いようであっという間に終わります。
何もしないまま終わった…と感じる夏は、あとから後悔が残りやすいもの。
でも、「あの夏、ちょっと頑張れた!」という実感があると、2学期のスタートは驚くほど前向きになります。
点数がすぐに上がらなくてもいい。
「やればできた」という体験が、次のやる気を生むから。
だからこそ、勉強を通じて“自分の変化”を感じる夏にしてほしいのです。
まとめ
自信って、誰かに「すごいね」と言われてできるものじゃありません。
自分で「やったな」と思える瞬間が、自信になります。
この夏、君はどう過ごしますか?
遊ぶのもOK。でも、その中に少しだけ「自分を変える時間」を入れてみてください。
2学期、胸を張って教室に入る自分を想像しながら、“過去イチ本気の夏”を作っていきましょう。
創心館あびこ校 田村