早いもので、今年も関西の中学受験はほぼ終了しました。早いところでは日曜日に合格発表がありましたが、今週ま
でに、ほぼ全ての受験が終了することになります。
一般的には合格発表で合格が出ると受験終了となりますが、中学受験は正反対で、そこからがスタートとなります。
大量の宿題や小テスト、そしてつめ込み授業など、たくさんの負荷が待ち受けている私立中学校に、準備なしで入る
のは、南極に防寒具なしで向かうようなものです。私立の中学校に入って、落ちこぼれた子、退学した子、退学させ
られた子など、様々な子達を見てきました。原因は様々ですが、成績不振という悩みが一番の主要因です。それを防
ぐために必要なことは予習しかありません。中学校に入る前に少し先のことまでやっておくと、入ってからの授業の
受け方がだいぶ変わってきます。逆に何もやらずに最初の授業でつまると、心が折れるし、どんどん先に進んでいく
ため追いつくこともできないしで、後から頑張ろうとしても不可能です。学校の授業が始まってからでは遅いので、
やるのであれば、タイトル通り1月20日から4月5日までの期間に数学と英語に絞って、先取りをすべきです。
ただし、やり過ぎてはいけません。中学受験で相当の負荷を受けた身体にさらに負荷をかけるのは危険です。頑張っ
たら頑張った分だけ息抜きが必要です。そして何より、
頑張ったから思い切り遊ぶことができるという成功体験を積むことが最も大切
です。ブラック企業のように毎日仕事ばかりしていると嫌になるのと同じです。
受験が終わった後に、
勉強の習慣を崩さない程度で、遊びと両立できるようにと考えると、週2日くらいで勉強
をするのがベストかと思います。
やる内容は、
数学は「正負の数」
英語は「英単語を300個」と「be動詞、一般動詞」
くらいで良いです。
「勉強の習慣の継続」・「入学時の順位をできるだけあげておく」
この2つを忘れないようにして下さい。