前回、中学1年生向けに記事を書きましたので、
今回は受験生である中学3年生用に私なりのこの1年の過ごし方をお話しようと思います。
公立中学校に通う3年生の方は初めての受験という方が多いのではないでしょうか。
そんな初めての受験を意識してこの1年をどのように過ごすイメージを持っているでしょうか。
4月~7月
基礎学力定着の時期です。5教科の1,2年生の範囲に抜けがないか確認しましょう。
公立高校受験の場合は内申点(評定)も非常に大切です。
定期テストでしっかり点数を取れるように対策しましょう。
また、五ツ木模試を受験して今現在の自分の位置を知ることも大切です。
受験で緊張して実力が出せない!なんてことにならないよう、試験には慣れておきたいものです。
8月(夏休み)
夏休みは復習のラストチャンスだと思っています。
もし7月までに複数できなかったところやまだ苦手な単元が残っている場合は
この夏休みのうちにすべて克服しておきましょう。
また、基礎が完成したら問題のレベルを上げて応用問題も解き始めましょう。
最終的に自分が解かなければならない問題のレベルを知り、
少しでも解ける経験を積むと勉強のやる気も出てきます。
9月~10月
中学3年生の2学期は最も勉強に時間を使ってほしい期間です。
ほとんどの部活動は卒部をしていると思いますので、ひたすら勉強に打ち込んでください!
「遊びたい…。」なんて甘い気持ちは捨てて人生をかけて努力しましょう。
この時期は毎月テストがあります。
学校での定期テストや実力テスト、そして塾での模試もすべては頑張る皆さんの未来のためです。
覚悟を決めましょう。
11月~12月
受験対策の仕上げです。
11月には私立受験校を決定します。また、これまで受験してきた模試の成績を鑑みて公立志望校も絞ります。
その志望校に合格するための対策をする時期です。
高校入試問題や模試の過去問を何度も繰り返し、出題の傾向を掴むのはもちろん、
体調を崩さないようにしっかり管理することも大切です。
この時期は寒くなり、夜が来るのも早くなりますので、受験の不安からもメンタル面が不安定になりやすいです。
そのときに自信になるのはこれまで頑張ってきた自分です。
この時期に弱気にならないようにしっかり頑張り続けましょう。
1月~3月
この時期は定期テストで言うところのテスト当日の朝です。
わからないところに時間をかけるよりも、解ける問題をしっかりと正解できるよう最終確認をします。
落ち着いてケアレスミスをしないよう、また、入試直前ですので
無理をしすぎないようにこつこつと受験校の過去問を解きます。(直近3年分の過去問は3周したいです。)
この1年間は学習面だけでなく、精神面でも大きな成長が期待される重要な時期となります。
計画的な学習と適度な休息のバランスを保ちながら、目標に向かって頑張りましょう。
人間頑張り続けるのは難しいときもあります。そんなときは先生や周りの人に相談しましょう。
やる気が出ないときにだらだらしてしまうのはNGです。やる気は待っても出てきません!
ここに書いたのは放出校校舎長の坂口の考えでございます。
もっと厳しい1年を掲げる方もいらっしゃると思います。どうかご参考までに。