昔のお偉い哲学者によると人生にはいくつかの発達段階があり、これらの危機を乗り越える事で人格が成熟するそうです。
思春期にはアイデンティティの確立をする必要があるそうです。
アイデンティティとは自分はこうあるべきという人としての立場のようなものです。
人気者である、頭がいい、スポーツが出来るなど他人からそう思われることにより自分もそういう立ち位置を維持しようとするのだと思います。
素行不良の子たちはタバコを吸う等、普通とは逆のアイデンティティを発展させる事もあります。
塾ではよく学年で最初のテストで高得点を取れば後はある程度その点数を維持できるとよく言うのですが、まさにアイデンティティの確立のいい例ですね。
人生でアイデンティティは見つけたり見失ったりを繰り返すものです。
そうやって人は成長するんですね。
思春期以降、人は「勉強ができる自分」「仕事ができる自分」「頼られる自分」といった役割アイデンティティを持ちます。
ところが、勉強ができなくなった成果が出なくなったすると、「じゃあ自分は何者なのか?」という問いが一気に噴き出します。
勉強や仕事ができないことが問題なのではなく、周りが許してくれないのではないかと思う人間関係での不安が居心地を悪くさせます。
塾として出来ることは「できなくても、ここにいていい」「失敗しても、見放されない」と生徒に伝えることだと思います。
勉強において環境が重要ということがよくわかりますね。
もちろん自分の気持ちをコントロールする方法を身につけることも重要です。
本気で成績を上げる際に、どこかで必ず叱ったりしないといけません。
その本気を子供たちに伝えれるかが腕の見せ所ですね。
精進していこうと思います。
田村
