高3生たちの大学一般入試が始まります。そこで、高1・2生向けに高校入試と大学入試の主な違いを3つ紹介します。
大学入試の受験者は全国各地から集う
高校受験では、大阪府内や一部の近隣他府県など限られた範囲での競争が基本です。しかし、大学受験になると、範囲が一気に広がり、全国の受験生がライバルとなります。京都大学や大阪大学を見ても、合格者のうちの約50%程度を関西以外の出身者が占めています。
浪人生もライバルになる
大学入試の倍率は高いことが多く、国公立大学全体の倍率も毎年4倍以上を推移しています。つまり、4人に1人しか受からないということです。しかも、東大や京大、早稲田などの難関大学では、合格者のうち、およそ3割~4割が浪人生です。大学受験では、高校受験の頃と違って、上の学年の受験生とも競い合わなければならないため、いっそう厳しさが増しているともいえるでしょう。
勉強しなければならない範囲が広い
私立大学に入学する方法として、学校の定期考査の点数を重視する指定校推薦入試というものがあります。中学の頃も経験している定期テストですが、そのテスト科目が10を超えるということも珍しくありません。さらに、高校では1科目当たりの試験範囲も中学の頃より広くなっている場合がほとんどです。また、国公立大学入試の場合も7科目や6科目を勉強していく必要があります。やはり、同様に、継続して学習を積む必要があるといえるでしょう。
高1・高2の今が大切
創心館の先輩たちは高1や高2の頃からコツコツと勉強を重ねて、京都大学や神戸大学をはじめとした国公立大学や関関同立などの難関私立大学に合格してきました。まだ大学受験まで時間があると思うかもしれませんが、先輩達の姿を参考に今の時期から意味のある勉強を続けていきましょう。