大学入試直前の心得!

創心館 高等部

その1 試験会場を確認しよう

落ち着いて試験に臨むため、試験会場には早めに到着することがおススメです。目安として、1時間前に到着できるようにしておきましょう。また、当日は受験する教室に迷って遅刻ということにもなりかねませんので、事前に試験会場の下見をすることが理想です。下見ができない場合には、電車の時刻や所要時間、会場までの道のりを事前に確認しておきましょう。なお、土日・祝日に試験が行われる場合、交通機関の運行ダイヤが平日と異なっている可能性があるため、注意が必要です。

その2 持ち物は前日と当日に確認しよう

持ち物は早めに準備して、不足がある場合は買い足しておきましょう。鉛筆や消しゴムはもちろん、時計も電池切れの可能性を想定して2つ以上持って行くことをお勧めします。(腕時計は百均でも売っています)あと、意外と忘れられがちなのが「寒さ対策」です。受験する教室では暖房が効いているため、暑ければ一枚脱げば済みます。しかし、もし思ったより寒かった場合は長時間座っているためどんどん寒くなってきて、トイレが近くなったり、集中が途切れたりします。ですから、持ち物リストにあるような防寒具を準備して臨みましょう。

その3 自己採点はテスト翌日以降にしよう

共通テスト1日目終了後はすぐに自己採点をせず、次の日に備えて勉強や休息に時間を充てましょう。結果が気になるのは分かりますが、自己採点で点数を先に知ってしまうと、慢心や不安につながってしまうことがあります。共通テストは2日間にわたって行われるため、自己採点はそれが終わってからにしましょう。

その4 いつもと違うことはしない

試験前、集中力を高めるためにエナジードリンクやコーヒーを飲み、チョコを食べるなんて人もいますが、慣れないことをするとかえって自分のペースを乱してしまう恐れがあります。例えば人によっては、カフェイン過多で気持ち悪くなったり、人工甘味料の影響でお腹がゆるくなったりするなどです。普段、模試や過去問を解く際にやっていることを再現しましょう。普段からこれらを摂取していて特に問題がない人はいいかもしれませんが、誰かに勧められたからといって、普段やっていないことを鵜呑みにして行うのはやめておきましょう。

その5 緊張を受け入れよう

適度な緊張というのは試験において有利に働いてくれるものです。まずは緊張している自分を自覚してみましょう。鼓動のスピードや息遣いなどに意識を向けることで、緊張の度合いを調整できるようになります。また、あまりに緊張の度合いが激しい時は、一度深く息を吸って約6秒かけて吐く、肩に力を入れてぐっと上にあげて約6秒後に息を吐きながら肩をおろす、といったことも効果的です。

その6 いつも通りいかなくても大丈夫

今まで沢山の受験生を見てきましたが、最初から最後まで、順調に試験を終えられた生徒は一握りしかいません。初見の問題に驚いたり、忘れ物をしてしまったり、隣の人の貧乏ゆすりに悩まされたり、体調が優れなかったりなどなど、多くの人が想定外の経験をしてテストを終えています。どうしても、どうしても、誘惑に負けて一日目に自己採点をしてしまった生徒もいました。(全くおススメはしませんが!!)しかし、それでも皆思ったよりも点数を採れているし、合格できているんです。私も志望校の試験当日、英語のテスト中にトイレに行ってしまいましたが、無事に合格できていました。どんなことが起きても、途中で諦めさえしなければ、きっと大丈夫です。最後まで悔いの残らないようやりきってみてください。

タイトルとURLをコピーしました