大阪大学文化祭レポート

住之江校

11月3日(月・祝)に大阪大学の文化祭に行ってきました。今回は、大阪大学を目指すかもという生徒で、3日に

予定が入ってなかった生徒が参加しました。

普段地下鉄に乗り慣れているため、阪急電車は揺れすぎて少し気持ち悪かったです。実際に足を運んでみないと、毎

朝自分がそこの大学に通学できるかどうか意外と分からないものです。

当日は抜けるような青空でした。写真は正門から理学部の校舎を見上げるように撮っています。左の子

は腕の角度が180度で、右の子は分度器で計ると120度になっています。150度くらいにしてく

れた方が美しかった気がします。

校舎は、ここ20年くらい建て替えが進んでおり、理学部には新しい棟が建ち、ヴァンデグラフ型加速

器は解体され、共通教育のロ号館の一角には目新しいエレベーターが設置されていました。中央にある

文系学部の棟や生協などの昭和を感じさせる建物が綺麗になれば全体的に見栄えが良くなるのですが、

それはまだ先のことでしょう。

まずは腹ごしらえということで、グラウンドに集まった50くらいある屋台で昼ご飯を食べました。ヤ

ンニョムチキン500円、ホットドッグ350円、ピザ300円などといったラインナップで、安く聞

こえるかもしれませんが、全部小さかったです。ピザなんか手の平より小さく、2歳の時に食べていた

ご飯の量を思い出すくらいでした。

まずは、法学部の催しにいきました。ここでは、カードゲームで自分が何の犯罪を犯すかを決めて、そ

の後刑務所に服役をするといったワークショップを行っていました。普段あまり耳にしない法律用語を

聞き、その法律用語がどんな意味をもつのか、また法律の解釈の仕方についても学ぶことができまし

た。

写真ではお遊びのような雰囲気ですが、高校生たちはすごく興味をもって話しを聞いていたので良かっ

たです。法律というとお堅いイメージがつきものですが、意味を知ると意外と楽しく、将来弁護士にな

るのも良いかもねという話も出ていました。

理系の方が給料が高いからと安易に決める子も多いですが、自分が興味をもてることでないと大学に行

っても辛いだけですし、3年生になってから文転ということもあり得ますので、こうして早いうちから

自分の将来について選択肢の幅を広げておくことは、とても重要です。

続いて経済学部にお邪魔して、投資について学びました。普通の大学は商学部や経営学部など、色々な

学部に分かれていますが、大阪大学の経済学部は学科が分かれていないため垣根がなく、好きな分野の

授業を取り続けることができるそうで、それが楽しいというお話をお聞きしました。ここのワークショ

ップの内容は口外厳禁とのことで、内容には一切触れることができませんが、経済学部はお金について

のことなのでイメージを持ちやすく、かなりためになったようです。

その後、理学部の棟に行きましたが、理学部の研究室公開は11月1日(土)が主だったようでやって

いませんでした。日曜や祝日はきちんと休むという考えは良いと思います。

こちらは理学部のロビーにある、有名な「フーコーの振り子」です。地球の自転により地球上の全ての

物体が受ける「コリオリの力」をいうものを、振り子の振れる角度で計ることができます。

最後は化学や薬学の研究を見て回りました。巨大な電子顕微鏡のつくりや、二重らせん構造のモデル、

薬の構造など様々なものがありました。理系に興味がある子は色々な展示物を一つ一つ観察しており、

理系出身の自分よりも興味関心が高かったため、何にでも興味関心をもてるって素晴らしいなと思いま

した。

今回は文化祭ということで、オープンキャンパスほど身構えることなく、手軽に楽しく様々な分野に触

れることができたかなと思います。高校生たちが「意外と楽しかった。文理選択について考える良い機

会となった。」と口々に言っていたのが印象的です。

「意外」という言葉を使っていますが、まさにその通りだと思います。高校生で将来の進路について決

めている人なんてごく僅かです。「将来」という言葉を使うと、普通の高校生は悩んだり、反抗的にな

ったりするものですが、アプローチの仕方を少し変えてみるだけで、良い結果に導かれることは多々あ

ります。

5月の連休に行われる「銀杏祭」では、吹田キャンパスも含めてもっと規模の大きな研究室紹介をおこ

なっているので、現在中学3年生の人は、高校1年生の終わりの文理選択の前に、文化祭で研究室紹介

を訪ねてみるといいかもしれません。

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