こんにちは!創心館あびこ校の田村です!
夏期講習の授業が始まりました!
毎日暑い中、子どもたちもよく頑張って通ってくれています。
私の担当する夏期講習の小学生の英語の授業では、毎回「英単語の小テスト」を2回ずつ実施しています。内容は、その日までに覚えてきてほしい単語が中心です。最初は「え~またテスト…?」という反応をする子もいますが、次第に「今日は何点取れるかな?」と前向きな気持ちで挑んでくれるようになります。
そして、合格点に満たなかった生徒には再テストも行っています。
「再テスト」と聞くと、ちょっとイヤな響きかもしれません。でも私は、小学生の再テストこそがとても大事だと考えています。
なぜかというと、「できなかったことをそのままにしないこと」が何よりも大切だからです。
できなかった問題を放置していると、「まぁ、できなくてもいいか」となってしまい、「できないことが当たり前」の感覚になってしまいます。これは、後々の勉強習慣や自己肯定感にも大きな影響を与えてしまうのです。
逆に、できなかった問題を再挑戦して、合格まで頑張ることができれば、子どもにとっては大きな成功体験になります。実際に、再テストをクリアできた時の子どもたちの顔は本当に嬉しそうで、自信に満ちています。その笑顔を見るたびに、「やってよかった」と感じます。
こうした小さな成功体験の積み重ねが、やがて「自分はやればできる!」という自信となり、勉強全体への前向きな姿勢へとつながっていきます。
もちろん、すぐに全員が一発合格できるわけではありません。中には何回も再テストに挑戦する子もいます。それでも、あきらめずに努力を続ける姿は本当に立派で、そういう経験こそが子どもを大きく成長させてくれるのだと思います。
夏休みは時間のある今だからこそ、こうした「努力の習慣」や「成功体験」をたくさん積むチャンスです。
せっかくの時間を有意義に使って、しっかり賢くなりましょう!
そして、何よりも頑張る姿を認めてあげることが、お子さんのやる気につながります。ご家庭でも「今日はテストどうだった?」とぜひ声をかけてあげてくださいね。
この夏、一緒に大きく成長していきましょう!