都会の川辺で、ふと足を止めた夜

土佐堀校

先日。授業後に福島駅周辺で私用があったため、教室から歩いて向かうことにしました。
少し時間にも余裕があったので、堂島川沿いを通り、中之島BANKSを抜けて福島駅まで歩くルートを選びました。

夜の堂島川は、昼間とはまったく違う表情を見せてくれます。
高層ビルの明かりが水面に映り込み、川沿いのライトアップと重なって、都会的でありながらどこか落ち着いた雰囲気が漂っていました。写真に写る景色も、実際に歩いてみると、音も少なく、時間がゆっくり流れているように感じられます。

↑中之島BANKSの様子

川沿いを歩いていると、欄干のそばで釣りをしている方の姿が目に入りました。
夜景を背に、静かに竿を垂らすその後ろ姿は、思わず足を止めてしまうほど印象的でした。「こんな都心で釣りができるのか」と少し驚き、気になって後から調べてみると、天満の水晶橋付近では、ウナギが釣れることもあるそうです。

↑釣り人の様子➀

↑釣り人の様子➁

今回、私が見かけた釣り人の方が釣られていたのは、ウナギではなかったようですが、それでも魚がしっかりと生息しているという事実には、正直なところ意外性がありました。
かつては「都会の川=あまりきれいではない」というイメージを持っていましたが、こうした光景を見ると、環境が少しずつ変わってきているのだろうと感じます。

塾の仕事をしていると、どうしても時間に追われ、頭の中が常に「次の授業」「次の段取り」でいっぱいになります。
ですが、授業後にこうして少し遠回りをして歩くだけで、不思議と気持ちが切り替わり、考えが整理されていく感覚があります。

勉強も同じで、ずっと机に向かい続けるより、一度立ち止まったり、環境を変えたりすることで、かえって集中力が戻ることがあります。
夜の堂島川沿いを歩きながら、そんなことを自然と考えていました。

忙しい日常の中でも、ほんの少しルートを変えるだけで、新しい発見や気づきがある。
今日の帰り道は、そんな当たり前だけれど大切なことを、静かに思い出させてくれる時間でした。

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