高校受験に向けた中学3年生3学期の過ごし方

あびこ校

大阪府の入試は私立高校入試が2月10日(月)、公立高校一般入試が3月12日(水)にあります。
3学期は正真正銘の入試直前となります。
この入試直前をどのように過ごし方が合否を大きく影響します。

悔いのない入試にするためにも3学期の過ごし方について再度確認してください。

志望高校を明確にする

まず今までに受験した模試の判定や学校の成績をみて志望高校を明確にしましょう。
志望高校が曖昧のままだと、勉強に身は入りません。
受験生がみんなが嫌がる勉強を頑張ることが出来るのは目標が明確だからです。
必ず親御さんや先生と相談して、決めておきましょう。

また、志望高校を目指すことが難しいがどうしてもあきらめきれない場合は、現在の偏差値との差にもよりますが、受験をするのは他でもない自分であるため、よく相談した上で目指してみても良いと思います。
ただし、すべての時間を勉強に費やしましょう。

学習スケジュールを立てる

次に入試前日までの学習スケジュールを立てましょう。
これが一番重要です。
この学習スケジュールは自分の勉強の進み具合を理解したうえで、いつまでにどの勉強を終わらせるかを明確にしましょう。

例えば順当に勉強が進んで、今までの復習がある程度終わっているのであれば、志望高校の過去問を解いて、問題の傾向をつかむことと、自分の苦手を見つける勉強をしましょう。
まだ思うように勉強が進んでいない場合は1,2年生の復習などの勉強を復習していきましょう。
この際にいつまでに終わるかを意識してください。
以前受けた模試などで苦手な範囲を絞ったり、可能な限り早く終わらせて過去問を解くステップに行きましょう。

また、すべての範囲を完璧にしないとと焦る必要はありません。
時間は限られているので、よく出る問題を中心に勉強するなど工夫することも大事です。

志望高校の過去問を解く

数学の三平方、社会の公民、理科の天体などが終わり、3年間で学ぶ内容が一通り完了すれば、過去問に取り掛かりましょう。
過去問は最低でも5年分くらいは取り組み、見直しも必ずしましょう。
数年分を解いていると問題の傾向がつかめてきます。
特に大阪の私立高校などは毎年同じような問題を出すことが良くあります。
必ず傾向をつかみ入試当日に初見の問題ではなく見たことあるような問題に出来るようにしましょう。

また過去問を解いていくとよく間違う問題の苦手な範囲が出てくるはずです。
個の苦手な範囲はテキストに戻りつぶしていくようにしましょう。
個の勉強が一番偏差値が上がる効率的な勉強です。

一日の勉強時間について

たまに一日何時間くらい勉強したらよいかと聞かれることがありますが、答えは可能な限りです。
中3生の平日の勉強時間は約2時間くらいだそうです。
ただ、塾で生徒の様子を見ている限り、そんな生易しい時間でなく4,5時間くらい勉強している生徒もざらにいます。
学校が終わってから、ごはんやお風呂以外の時間のほぼすべてを勉強に費やしていることになるので相当頑張っています。

結局のところ、自分と同じ志望校の中学生がどれくらい勉強しているかを正確に知ることは不可能です。
辛くても、自分の出来る限りを尽くしましょう。不安を取り除くためにも勉強をするしかありません。
何かを得るためには何かを失わなければなりません。スマホなどは受験までこらえましょう。

本気で努力して勝ち取った合格はうれしいものです。
最後まで頑張りましょう。

創心館あびこ校 田村

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