近畿大学の出願速報が近畿大学のHPに出ていました。
ひとまず、11月14日に出願を締め切った公募推薦の学部は以下の通りです。
法学
経営
建築
薬
情報
生物理工
これらの学部は既に出願が終了してますので、倍率に変化はありません。
ですが、これらの学部以外はこれから倍率が上がります。
近畿大学ホームページより
昨年の倍率と比べて変動の幅が大きい学部は以下です。
法学部156.4%
経営学部 経営学科 133%
経営学部 キャリアマネジメント学科 80%
薬学部 医療薬学科 87.1
生物理工学部 人間環境デザイン工学科 144.8
この状況を見ると、法学部・経営学科はかなり難しくなりそうです。問題にもよりますが、中央値補正後の合格最低
点は8割を越えてくるかと思います。
法学部や経営学部の人気が上がった正確な理由は分かりませんが、就職に直結する学部というのは一因にあるかと思
います。物価高騰のため就職に不安な人が多いようです。
人間環境デザイン工学科も倍率が上がっていますので、理系にしては最低点が高くなるかと思います。7割後半まで
いくかもしれません。
経営学科や法学部を目指す人は狭き門となるため、押さえの大学をどこか受けておいた方が良さそうです。
倍率に関しては毎年変動があるので、もしも公募推薦で受からなくても自信を失う必要はありません。問題との相性
は必ずあるので、一般入試で志望校を下げるよりは、押さえで他大学を受けておいて、もう一度近大に挑戦したら良
いと思います。
この時期は「3科目の勉強を全くやっていない。」とか「1月の終わりまで勉強したくない。」と言う人が多いです
が、その場合は諦めるのも一つの手です。やりたくないことに理由をつけてやらない人が合格するわけありません。
それでも受かりたいという気持ちで勉強するのであれば道は拓けますが、嫌々勉強するくらいであればきっぱりとあ
きらめて、別の大学に行きましょう。
