テスト前の日曜日、静かな教室に「本気」が宿る件。

土佐堀校

テスト直前の日曜日。
多くの家庭にとっては、少しゆっくり起きて、家族で出かけたり、家でのんびり過ごしたりする、そんな一日かもしれません。

しかし、創心館の教室では、黙々とペンを動かし、静かに勉強と向き合う生徒たちの姿があります。

世間が休日の空気を満喫しているその時間に、生徒たちは続々と教室にやってきます。
そして教室の中に足を踏み入れた瞬間、皆スッと表情を引き締め、静かに自分の席へと向かいます。

今日は、学校の定期テストを4日後に控えた日曜日。
生徒たちはそれぞれのペースで、黙々と学習を進めています。

なかには、つい最近入塾したばかりの新しい仲間の姿もあります。
まだ塾の空気にも慣れていない中、それでも勇気を出して、自分を変えようと足を運んでくれました。
その決意は、静かに問題集と向き合う姿からしっかりと伝わってきます。

↑新入塾の2人の様子。黙々と勉強しています。

↑お母さんにお弁当を作ってもらい、ひたすら塾で長時間勉強している塾生もいます。

「勉強しなきゃいけないのは分かってるけど、家ではどうしても集中できない」
「これまで部活優先だったけど、さすがに今回のテストはまずいと思った」

そう言って、覚悟を決めて来てくれた新入塾生。
きっと今日が、その子にとっての新しいスタートラインです。

創心館の教室は、ただの“勉強の場”ではありません。
一人ひとりの「変わりたい」という気持ちに火がつく、そんな空間を目指しています。

黙々と机に向かう空間。
隣で頑張る誰かの存在に、自然と背中を押される瞬間。
しんと静まり返った教室の中には、確かな“熱気”が宿っています。

もちろん、全員が完璧に集中しているわけではありません。
手が止まってしまう子もいれば、タイミングを見て休憩する子もいます。
でも、それでも教室に足を運び、席に座り、ノートを開いた時点で、すでに一歩前に進んでいるのです。

テスト勉強というのは、決して楽なものではありません。
むしろ、つらくて、面倒に感じることもたくさんあります。
けれど、それを乗り越えて「やり切った」と言える経験は、生徒たちに確かな自信と達成感を与えてくれます。

特に中学1年生や2年生にとっては、勉強習慣の途中段階。
だからこそ、こうした“日曜日の塾”には、大きな意味があるのです。

今日は夜9時まで教室を開放しています。
日が沈み、外が暗くなっても、教室の灯りはともり続け、鉛筆の音が響いています。

その姿は、とてもまぶしい。

誰に見せるでもない、自分との勝負。
「テスト前の日曜日」は、そんな静かな闘志に満ちた一日なのです。

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