
今日は9月23日(火)。世間は祝日でお休みです。多くの人が家族と出かけたり、部活の試合に出たり、友達と遊んだりしている頃でしょう。そんな中、創心館の教室には、一人で机に向かい、英検の勉強をしている生徒がいました。
青いパーテーションで区切られた自習スペースの一角。机の上には分厚い英検の過去問題集とノート、そしてシャープペンシル。ページをめくるとリーディングやリスニングの問題だけでなく、ライティングの練習もびっしり。英検は「読む・聞く・書く・話す」の4技能を問う試験ですから、勉強も多方面にわたります。ノートには英文が繰り返し書き写されていて、基礎を自分のものにしようとする真剣さが伝わってきます。
横には小さなタイマー。問題を解くときは常に時間を計りながら。英検は時間との勝負でもありますから、普段の練習から「速く・正確に」を意識しているのです。そういう工夫を自分で取り入れている姿は、とても頼もしく映りました。
写真には、「グッド!」と親指を立てている瞬間が写っています。うまく解けた嬉しさかもしれませんし、集中できている自信の表れかもしれません。どちらにしても前向きな気持ちがにじみ出ていて、こちらまで元気をもらえるようでした。勉強はどうしても孤独な積み重ねになりがちですが、その中にこういう小さな達成感を見つけられると、また次への一歩につながります。
英検の意義と学びの広がり
英検は、高校入試や大学入試、さらには就職でも評価される資格というだけでなく、実際に「使える英語」を身につける場でもあります。読んで理解し、聞いて内容をつかみ、自分の言葉で書いて、さらに口頭で伝える。学校のテストや模試では味わえない経験が、ここにはあります。だからこそ、今日のように地道に取り組む時間が将来に大きく生きてくるのです。
外はまだ少し暑さが残っていますが、教室の中は落ち着いた空気。そんな中で、生徒が自分の目標に向かって黙々と手を動かしている。その姿は本当に輝いて見えました。祝日だからといって休むのではなく、あえて勉強する道を選んだこと。それ自体がもう、一つの大きな成長だと思います。
祝日も使える学びの環境
創心館では、祝日でもこうして自習に来ることができます。家ではなかなか集中できないときや、本番前に最後のひと踏ん張りをしたいとき、仲間が頑張っている姿に刺激を受けたいとき。塾の環境をうまく使ってくれればいいなと思います。今日の生徒の様子は、その良い見本になってくれました。
9月も残りわずか。秋の英検本番が近づいてきました。ここからの努力次第で合否が変わります。祝日の午後に積み重ねたこの時間は、必ずや本人の力となり、自信へとつながっていくことでしょう。