いよいよ明日から、花乃井中学の2学期中間テストが始まります。
教室にはいつもとは違う、ピンと張り詰めた空気が漂います。
生徒たちの真剣な眼差しを見ていると、私自身も身が引き締まる思いです。
教科書やワークを広げ、黙々と問題に取り組む生徒たち。
難しい顔でノートをまとめる子もいれば、理解できない部分を質問しに来る子もいます。
普段は賑やかな教室も、この時間ばかりは鉛筆の走る音やページをめくる音だけが響きます。
その静けさの中に、生徒たちの
「絶対に良い点を取りたい」
「努力を無駄にしたくない」
という強い思いが伝わってきます。
今回の中間テスト直前の土曜・日曜も、教室を開放しました。
黙々と勉強に励む生徒たちの姿がそこにはありました。
部活動や友達との予定を削ってでも机に向かう姿勢は、本当に立派であり、確かな自信へとつながるはずです。
テストの結果はもちろん大切です。
しかし、それ以上に「努力の過程」こそが、生徒たちを大きく成長させると信じています。
これまでも、思うような点数が取れなかった悔しさをバネに、次のテストで見違える成長を遂げた生徒を何度も見てきました。
テストは可能性を広げるための大切なステップなのです。
いよいよ明日から本番です。
これまで積み重ねてきた知識と努力に裏打ちされた自信を胸に、堂々とテストに臨んでください。もし途中でつまずいても、決して諦めず、最後まで粘り強く考え抜くことが大切です。きっと良い結果に繋がります。
そしてテストが終わった時には、大きな達成感と、新たな意欲が芽生えていることでしょう。
皆さんの健闘を心から祈っています。
頑張れ!