今週の創心館パーソナル土佐堀校は、いつもより少しだけ静かな時間が流れています。
それもそのはず、小学6年生のみんなが、水曜日から2泊3日の日程で、待ちに待った修学旅行へと旅立っているからです。
行き先は、三重県の伊勢志摩。日本の歴史と文化、そして豊かな自然が織りなす、学びと楽しみに満ちた場所です。出発前に生徒が嬉しそうに見せてくれた旅のしおりには、胸躍るような計画がぎっしりと詰まっていました
しおりによると、メインの行き先は鳥羽水族館と志摩スペイン村とのこと。
実は、何を隠そう、私の小学生時代の修学旅行も、同じ伊勢志摩でした。生徒たちの話を聞きながら、自分の小学生時代の記憶が鮮やかによみがえってきます。
私の時代も、鳥羽水族館は子どもたちにとって夢のような場所でした。大きな水槽を悠々と泳ぐ魚たちを、時間を忘れて眺めていたことを今でも覚えています。
ただ、一つだけ今の子どもたちと違う点があります。それは、志摩スペイン村の存在です。
私が修学旅行で訪れた頃、志摩スペイン村は開業したばかり。私たちの旅程には含まれておらず、その代わりに訪れたのが「伊勢戦国時代村」でした。ちょんまげを結ったお侍さんや忍者たちが闊歩するその場所は、まるで本当に戦国時代にタイムスリップしたかのような不思議な空間でした。今では「ともいきの国 伊勢忍者キングダム」と名前を変え、忍者コンテンツなどを充実させているそうです!


↑【伊勢忍者キングダムの様子です】
時訪れる場所は少しずつ形を変わっても、友達と過ごすかけがえのない時間の輝きは、きっと今も昔も変わらないのでしょう。
親元を離れ、友人たちと過ごす数日間は、子どもたちをひと回りもふた回りも大きく成長させてくれます。時間を守ること、仲間を思いやること、そして公共の場でのマナー。教室での学びだけでは得られない「生きた知識」を全身で吸収しているはずです。