テスト勉強で大切なこと「理解した」と「解ける」は違う

住吉本部校

テスト勉強をしていると、わからない問題に出会うことがあります。

そのとき、多くの人は解説を読んだり、教科書や参考書で調べたり、先生に質問したりして、「なるほど、そういうことか」と理解します。もちろん、わからないことをそのままにせず、理解しようとする姿勢はとても大切です。

しかし、ここで一つ意識してほしいことがあります。

それは、「理解した」ことと「自分で解ける」ことは、まったく同じではないということです。

解説を読んだ直後や、先生の説明を聞いた直後は、考え方の流れが頭に残っているため、「わかった」と感じやすいものです。説明を聞いているときには納得できますし、解説を見れば途中式や答えまでの流れも理解できます。

ところが、少し時間を空けてもう一度同じ問題に取り組んでみると、「最初に何をすればよかったのか」「なぜその式を使うのか」がすぐに出てこないことがあります。

これは、理解できていないというよりも、まだ自分の力で使えるところまで定着していない状態です。

学校の定期テストや小テストで高得点を取る生徒たちは、「理解した」だけで勉強を終わらせません。必ずそのあとに、時間を空けて同じ問題の解き直しをします。解説を見ずに、自分の力だけで最初から最後まで解いてみる。そのときに正しく答えまでたどり着けて初めて、その問題は「解ける」状態になったと言えます。

もし解き直しをしたときに解けなければ、そこで落ち込む必要はありません。むしろ、その段階で気づけたことが大切です。「どこで手が止まったのか」「どの考え方が抜けていたのか」を確認し、もう一度解説を見直す。そして、再び自分の力で解き直す。この繰り返しによって、知識や解き方は少しずつ定着していきます。

さらに力をつけたい場合は、教科書や参考書に載っている類題にも取り組んでみましょう。同じ考え方を使う別の問題が解けるようになると、テスト本番でも対応できる力がついていきます。

テスト勉強というと、やみくもにたくさんの問題を解いたり、なんとなく参考書を読んだりすることが勉強だと思われがちです。しかし、本当に大切なのは、一つひとつの問題を

「わからない」

「理解した」

「解ける」

という状態に持っていくことです。

この流れを意識するだけで、勉強の成果や効率は大きく変わります。

テスト前に「自分はこの問題を本当に解けるのか」を確認しておけば、似た問題が出たときにも落ち着いて対応できます。うっかりミスを除けば、確実に点数につなげることができます。

勉強は、ただ時間をかければよいというものではありません。「わかった」で終わらず、「解ける」まで仕上げること。

これが、テストで点数を取るためにとても大切な勉強の考え方です。

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