【近大対策シリーズ3】公募1日目2024年11月16日【英語】【数学】主観講評と直前でやること

住之江校

本日行われた近畿大学公募推薦の情報学部の数学と英語を解いてみたので、主観で講評します。
受験BBSには数学が難しかったという声が溢れておりますが、いざ蓋を開けてみると例年通りのレベルで、合格点も例年と同じか少し下くらいになりそうだなと感じます。
ただ、大問構成が奇抜で、小問集合と絶対値つきグラフと整数問題しか出ておらず、花形である、微分積分やベクトル、数列などが全く出ていないので、これはとっつきにくい感じはします。
また、小問に二項定理が久々に出てましたので、いきなり面を食らった受験生もいるのではと思います。

【数学】

大問1

二項定理や単純な三角比の問題が出ており、気づけばかなり解きやすい問題となっていました。
ここは例年に比べると易しかったと思います。
ただし、Ⅰの(ⅱ)の「xの2025乗を(x-1)の2乗で割った余りは?」という問題は少し難しかったので解けなくても良いかなと思います。

大問2

絶対値つきの関数の問題に定数kがついたものです。
絶対値がついた関数の問題は受験生が苦手とするものなのですが黄色チャートレベルの問題ですので、上手に定数分離ができればそこまで苦戦しない問題なのではないかと思います。
絶対値つきのグラフの問題はグラフをきちんと書くことが大事ですので、一般に向けて勉強する人はグラフをきちんと書く訓練をして下さい。

大問3

今回難しくなったという声が出た最大の原因はこの大問のせいです。
整数問題で、わりと煩雑な問題なので、きちんと頭の中で整理して書いていかないとしんどいかと思います。

大問2でそこそこ時間を使うので、大問1を短時間で終わらせない限り、ここを短い時間で解くのは難しいと思います。それを考えると、トータルで考えると難しかったのかなという印象です。

【英語】

大問1

大問1の会話文は例年通りのレベルです。
最初の会話文の最後の問題が少し訳し辛かったのでここは間違えていいでしょう。
今回もそうでしたが、Bの会話文の最後の問題で、会話文中の( )の後にthemという代名詞がありました。
代名詞が何を指すのかを考えるといくつか選択肢を消すことが出来る問題が過去にもよく出ていますので、明日も受ける人は要注意です

大問2

大問2は品詞の問題ですが、単語が少し難しかったです。ですが、ここは例年通りです。

以下の記事を参考にして勉強してください。

大問3

大問3は過去問のオンパレードでした。

it is A for B to CでAが人の性質を表す場合はforがofに変わる。

By the time ~で、時を表す副詞節の中では未来のことでも現在形。

No sooner ~ than。

使役動詞の受け身の形。

It is excitingとI am excitedのように人を~させるようなという単語の見分け。


テンプレートの問題が多数出ていましたので、ここは絶対にとってほしい単元です。

大問4

大問4以降は大して書くこともないので省略(時間がないので)しますが、いつも通りの問題なので例年通りのレベル、もしくは少し簡単かなと思います。

【結論】

数学は明日以降は正統派の問題でくるはずですが、レベルは今日の問題よりも上がるはずなので計算ミスをしないように気をつけて問題を解いて下さい。大問の最後の問題は難しいのを入れてくると思うのである程度とばして先に進むのが良いと思います。

英語も今日よりは難しくなるはずです。特に文法の問題が不気味なくらいオーソドックスだったので、変な問題が出る可能性が高いです。できる問題を確実にとって、できない問題は確実に間違うくらいの気持ちをもって、トータルで合格点をとれるように頑張って下さい。

直前にできる勉強ですが、英単語、英文法、黄色チャートの例題を見てどの問題は何を使うのかもう一度頭の中に入れ直すということを心掛けて下さい。幸運を祈っています。

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