「今宮工科高校(全日制)」
今宮工科高等学校(全日制)は、就職に強い工業系高校です。工業系大学進学科もありますが、そちらの実績はこれからといったところです。
今回も中の生徒に聞いた生の声をお届けします!!
今宮工科高校の基本データ(2026年度)
| 正式名称 | 大阪府立今宮工科高等学校(全日制) |
|---|---|
| 設置学科 | 工学系大学進学専科/機械系・電気系・建築系・デザイン系 |
| 所在地・最寄り駅 | 大阪市西成区/JR大阪環状線・南海線「新今宮」駅から西へ約400m |
偏差値の目安
- 五ツ木模試:偏差値39でB判定が出ます。定員が割れる可能性がある学校なので、模試の判定が厳しくても最後まであきらめないことが大切、というのが創心館の進路指導での実感です。
- 大阪進研Vもし:合格圏偏差値 42前後(工学系大学進学専科・工業系とも)
- みんなの高校情報(2025年度):工学系大学進学専科 45/機械系・電気系・建築系など 42
※模試ごとに母集団が違うため、数値はそのまま比較できません。お子さまの模試結果からの合格可能性は、創心館の各教室で無料でご相談いただけます。
入試倍率
2025年度入試(令和7年度)の倍率は1.00倍。つまり志願者全員が合格した計算になります。年によっては定員割れの可能性もあるため、「偏差値が足りないから」とあきらめる前に、まず倍率の動きを確認しましょう。
併願私立の例
創心館の進路指導では、興国(キャリア)、あべの翔学(普通進学)、清明学院(進学)を併願するケースが多いです。
※偏差値・倍率などのデータは2026年7月時点の調査です(出典:大阪府教育庁発表・みんなの高校情報ほか各種受験情報資料)。最新情報は必ず学校公式サイト・大阪府の発表をご確認ください。
在校生に聞いた、今宮工科高校のリアル口コミ
工業科 合格圏偏差値42【学校斡旋就職企業一覧】
1.学校の治安は?生徒はどんな人が多い?
新今宮駅すぐそばの西成区にあるわりには治安は良いです。
生徒の層はオタク気質な人と陽キャで二極化しています。
グラフィック科は女子も多いですが、ほぼ男子校なので女子の割合は1.5割ほどです。
2.授業中は静か?先生の授業は分かりやすい?
クラスによります。うちのクラスは、時々授業崩壊レベルでうるさくなっています。静かなクラスや学年は本当に静かです。
また、学校の授業は分かりやすい先生の方が若干多いです。
3.校則は厳しい?携帯は使える?
わりと厳しいです。就職をメインに頑張っている学校なので、頭髪検査に力を入れています。髪型の違反例がわざわざ写真で黒板に張り出されます。
スマホはOKですが、授業中に使う子が多かったので最近は少し厳しくなっています。今は授業中に使うと青切符をきられて、それがたまると反省文を書かされるか、保護者が呼び出しされます。
4.強いクラブはある?
うちの高校の鉄道研究部は有名です。
5.他の学校にはない取り組みやイベントは?
工業高校なので、旋盤やフライス盤という工作機械を使う授業があります。
6.時間割はどんな感じ?
普通のクラスは6時間授業ですが、進学コースは7時間授業です。
7.修学旅行はどこ?
日本国内の中で毎年変わります。
8.留年や退学は多い?
1年の3学期の終わりに36人いた人が、2年生の1学期に26人になっていたのにはびっくりしました。つまりうちのクラス(コース)だけで10人が留年や退学となっています。
9.宿題は多い?
教科によりますが、実習のレポートが特に大変です。
10.体育祭や文化祭はどんな感じ?
文化祭は、工業高校でしか味わえない機械の実習の体験ができます。
体育祭はあまり力を入れていないため、規模が小さめです。
11.後輩たちに一言お願いします。
厳しい先生や難しい授業も多いですが、無事に3年生まで頑張れば、成績順にはなりますが、みんなが知っているようなとても大きな会社に入ることができるかもしれません。(車の会社や鉄道の会社です。)
また就職活動の際には、先輩たちの残してくれた面接や企業対策のノートが残っているので、すごく役に立ちます。
面接の練習も先生たちが1週間以上ずっとやってくれるのでありがたいです。
また、校内ではいじめの話も聞かず、仲がとても良いです。
一つ嫌なことを挙げるとすると、教室棟から実習棟まで行くのに、1階から3階まであがらないといけないので、しんどいです。
【筆者感想】就職に強い学校という評判の通り、就職にとても力を入れているようです。今はまだ株高ですので景気がそこまで悪いわけではないため、高卒の需要はそこまで高くありませんが、この先株価が落ちていくと、以前のようにまた高卒の人気が高まると思います。
大学進学を希望するのであれば、わざわざ工業高校に行く必要はないかと思います。同じレベルの学校で座学に力を入れている学校があるので、そちらを選べば良いでしょう。
冒頭の就職実績にあるように、インフラ系や公務員の斡旋が結構あり、実際そこに就職している生徒も多いため、その点はこの学校の強みかと思います。安定を求めたいのであれば、そこを狙っていくのもいいでしょう。

