英検が近づいてくると、
「全然単語覚えられていない…」
「もう間に合わないかも…」
「何を優先したらいいかわからない…」
そんなふうに焦ってしまう人も多いと思います。
ですが、毎年英検対策をしていて感じるのは、直前期は“やる量”より、“何をやるか”の方が圧倒的に大事だということです。
逆に言えば、残り数日でもやることを間違えなければ、まだまだ点数は伸びます。
今回は、英検直前期に「本当にやるべきこと」をまとめていきます。
① まず優先するべきは「単語」です
結局、英検は単語です。
長文も、リスニングも、ライティングも、単語が分からなければ戦えません。
特に直前期になると、「長文をたくさん解かなきゃ」「過去問を何回もやらなきゃ」と思いがちですが、単語が入っていない状態で問題演習だけを増やしても、思ったほど効果は出ません。
今の時期は、
- パス単 ※持っている単語帳
- 今まで間違えた単語
- 長文で読めなかった単語
このあたりを徹底的に見直すだけでもかなり変わります。
全部完璧に覚えようとしなくて大丈夫です。
まずは、「見た瞬間に意味が出る単語」を1つでも増やすこと。
直前期はそれが一番大切です。
② 長文は「解く」より「読み直す」
英検前になると、何年分も過去問を解こうとする人がいます。
もちろん演習は大事なのですが、実際には、“解きっぱなし”になっているケースがかなり多いです。
それなら、1回解いた長文をもう一度読み直した方が効果があります。
特に、
- なぜその答えになるのか
- どこを根拠に選ぶのか
- わからなかった単語は何か
ここを確認することが大切です。
「数をこなした人」が伸びるというより、「復習をちゃんとした人」が伸びます。
英検は、同じようなテーマ・同じような聞かれ方が多い試験です。
だからこそ、“解いた後”が重要です。
③ ライティングは「型」を覚える
ライティングで悩む人は多いですが、実は直前でも伸ばしやすいのがライティングです。
理由はシンプルで、ある程度“型”が決まっているからです。
例えば、
- There are two reasons ~
- First, ~
- Also, ~
- For these reasons, ~
こういった基本の流れを覚えるだけでも、かなり書きやすくなります。
逆に、難しい表現を使おうとして止まってしまう方が危険です。
英検のライティングは、「すごい英語」を書く試験ではありません。
“伝わる英語”を、ミスを減らして書くことの方が大事です。
④ 前日に無理をしすぎない
前日になると、急に徹夜に近い勉強をしてしまう人がいます。
ですが、英検は集中力がかなり必要な試験です。
寝不足の状態だと、
- 長文で集中が切れる
- リスニングで聞き逃す
- ケアレスミスが増える
こういったことが本当に起こります。
前日は、
- 単語の確認
- 軽い復習
- ライティングの型確認
このくらいで十分です。
「まだ足りない」と思うくらいで止めて、しっかり寝ること。
それも立派な試験対策です。
⑤ 英検は“今の実力確認”でもある
英検は、もちろん合格を目指す試験です。
ただ、それ以上に、「今、自分に何が足りないのか」がかなりはっきり見える試験でもあります。
例えば、今年の秋ごろに準2級を取得しておきたい、と考えている方は
今回の英検では
- 単語不足なのか
- 文法なのか
- 読むスピードなのか
- 英作文なのか
受験後にそこを分析できます。
このように分析が出来る人は、次で一気に伸びます。
なので、今回もし思うようにいかなかったとしても、そこで終わりではありません。
むしろ、そこから勉強のやり方が変わる生徒もたくさんいます。
最後に
直前になると、不安になるのは当たり前です。
ですが、この時期に大事なのは、「できていないこと全部」をやろうとすることではなく、“今できること”をしっかりやり切ることです。
創心館でも、最後まで単語確認をしたり、長文の読み直しをしたり、ライティングの添削をしたりしながら、英検に向けて頑張っている生徒がたくさんいます。
ここまで頑張ってきたことは、必ず力になっています。
受験する皆さんが、本番で力を出し切れることを願っています。
