五ツ木模試を受験して結果が返ってきたとき、皆さんはまずどこを見ますか?
おそらく多くの生徒が最初に見るのは、**「偏差値」や「志望校判定」**だと思います。
もちろん、どちらも大切な数字です。
しかし、五ツ木模試の結果には、それ以外にも今後の勉強につながる情報がたくさん詰まっています。
特に中学3年生の秋以降は、模試を「受けて終わり」にするのではなく、結果を次の勉強にどうつなげるかが重要です。
今回は、五ツ木模試の結果が返ってきたら確認してほしい5つのポイントを紹介します。
① まずは偏差値を確認する
最初に確認したいのは、やはり偏差値です。
ただし、「偏差値が上がった・下がった」だけで一喜一憂する必要はありません。
大切なのは、5教科全体の偏差値だけではなく、教科ごとの偏差値を見ることです。
たとえば、5教科の偏差値が55だったとしても、
- 英語:60
- 数学:48
- 国語:57
- 理科:52
- 社会:58
という結果なら、数学を伸ばすことで5教科全体をさらに引き上げられる可能性があります。
「偏差値55だった」で終わるのではなく、
どの教科が強いのか。
どの教科にまだ伸びしろがあるのか。
ここまで確認することが大切です。
② 志望校判定を見る
次に確認するのが志望校判定です。
ここで大切なのは、判定だけを見て、
「この高校なら受かる」
「この判定だからもう無理」
と決めつけないことです。
模試の判定は、あくまで現時点での学力をもとにした一つの判断材料です。
特に秋の段階では、まだ入試本番まで時間があります。
判定が思っていたより良かった場合も油断せず、逆に厳しい判定だった場合も、それだけで志望校を諦める必要はありません。
志望校判定を見るときには、
「今の自分と志望校との距離がどれくらいあるのか」
という視点で確認しましょう。
③ 教科ごとの得点バランスを見る
偏差値とあわせて確認してほしいのが、各教科の得点バランスです。
高校入試は、基本的に複数教科の合計点で勝負します。
そのため、
- 得意教科をさらに伸ばすのか
- 苦手教科を底上げするのか
- どの教科に勉強時間を多く使うのか
を考える必要があります。
たとえば、
「英語をあと5点伸ばす」
よりも、
「数学の基本問題の取りこぼしを減らして15点伸ばす」
方が、合計点を上げやすいケースもあります。
受験本番までの時間は限られています。
だからこそ、これからの受験勉強では**「何を勉強するか」だけでなく、「どこに時間を使うか」**という視点も重要になってきます。
④ 正答率と自分の答案を確認する
創心館で特に大切にしてほしいと考えているのが、ここです。
模試では単純な点数だけでなく、問題ごとの正答率にも注目してみてください。
特に確認してほしいのが、
「正答率が高いのに、自分が間違えてしまった問題」
です。
多くの受験生が正解している問題を落としている場合、それは入試本番でも大きな差につながります。
難しい問題が解けなかったことよりも、
- 計算ミスをした
- 基本的な英単語を忘れていた
- 漢字や語句で失点した
- 覚えていれば取れた理科・社会の問題を落とした
- 問題文を読み間違えた
こういった問題の方が、優先して改善すべき場合があります。
模試が返却されたら点数を見るだけではなく、必ず問題用紙と答案をもう一度見直しましょう。
「取れなかった問題」ではなく、まずは**「本来なら取れたはずの問題」**を探すことがポイントです。
⑤ 次の模試までに何を改善するか決める
そして、最も大切なのが結果を見て終わらないことです。
模試は「今の実力を知るためのもの」であると同時に、
次に何を勉強すればいいのかを教えてくれるもの
でもあります。
たとえば、
- 数学の関数を復習する
- 英単語を毎日覚える
- 理科の電気をやり直す
- 社会の歴史をもう一度整理する
- 国語の古文を重点的に復習する
など、次の模試までに改善することを具体的に決めます。
ここで、
「数学を頑張る」
「次はもっと勉強する」
だけで終わってはいけません。
「どの単元を」「いつまでに」「どこまでやるのか」。
ここまで具体的に決めることで、模試の結果を次の勉強につなげやすくなります。
五ツ木模試は「受けた後」が大切です
五ツ木模試の結果が返ってくると、どうしても偏差値や志望校判定ばかりが気になってしまいます。
もちろん、それらも大切です。
しかし、本当に重要なのは、
「今回の結果から何を学び、次の勉強をどう変えるか」
ということです。
特に中学3年生の秋以降は、模試を受験するたびに自分の弱点を一つずつ減らしていくことが、入試本番の得点につながっていきます。
創心館でも、模試の数字だけを見るのではなく、生徒一人ひとりの答案や教科ごとの状況を確認しながら、今後の学習につなげていきます。
良かった結果も、思うようにいかなかった結果も、すべて次の勉強の材料です。
模試を「受けて終わり」にせず、次の一歩につなげていきましょう。
