行きたい学部で大学を選ぶのは当たり前ですが、中には行きたい大学で学部を選ぶ人もいると思います。
2026年度入試の倍率は上がったのか
先に結論を書きます。大学全体では上がりました。ただし、日程によって動きがちがいます。
| 日程 | 2025年度 | 2026年度 |
|---|---|---|
| 前期日程 | 2.9倍 | 3.1倍 |
| 中期日程 | 5.1倍 | 5.2倍 |
| 後期日程 | 4.6倍 | 4.4倍 |
| 大学計 | 3.7倍 | 3.9倍 |
志願者数は14,157人から15,231人へ、1,074人ふえました。前期は2.9倍から3.1倍、中期は5.1倍から5.2倍へと上がっています。いっぽうで後期だけは4.6倍から4.4倍に下がりました。
この倍率は、受験者数を合格者数で割った数字と計算が合います。出願した人の数ではなく、実際に受けた人の数で見た倍率です。出願の時点で見える「志願倍率」とは数字が変わるので、見比べるときは気をつけてください。
数字の出どころは河合塾のKei-Net(一般選抜 入試結果・大阪公立大)です。
https://www.keinet.ne.jp/exam/past/result/ippan/national/1615.html
ただし、ここまでは大学全体の数字です。実際に受けるのは学科ひとつなので、大事なのは自分が受ける学科の倍率です。学科ごとの数字は、このあとの表で見てください。
日程によって倍率がまったくちがいます
大阪公立大学は前期日程は過去4年は約3倍ですので、単純計算で3人に1人が合格できることになります。
そして、珍しい中期日程があることでも有名ですが、中期日程は他の大学と日程がかぶらないため、京都大学や大阪
大学のすべり止めの位置づけになっています。そのため倍率は約5.4倍とかなり高くなっています。
また、後期日程も京都大学や大阪大学のすべり止めの位置づけとなるため倍率約4.5倍となってしまいます。
倍率の低い学科を探す
そんな大阪公立大学ですが学科によって倍率が上下するので、倍率の低い学部を選べば少しは合格の可能性もアップ
するかもしれません。また、年によってもばらつきがあり、近年に人気のある学部は上昇傾向にあるので、傾向分析
という意味でも倍率を見ておくといいかもしれません。
この記事を書いている創心館は、住吉・住之江・あびこ・中之島の4校舎で高1から浪人生までの大学受験指導を行っている学習塾です。高校生は講師1人に生徒2人までの個別指導で、全科目に対応しています。志望校の決め方や今からの進め方のご相談は、入塾をお決めでない段階でも承っています。
高校生コース・大学受験の指導について› 関西の大学入試ガイド(記事の一覧)›共通テストの自己採点が出たら、その点数を見ながら、下記の倍率の低い学科を参考
にして下さい。あくまで倍率の高低しか載せていませんので、偏差値や共通テストの得点率の参考値は下記のリンク
【パスナビ】を参考にしてください。
大阪公立大学 共通テスト得点率と2次試験参考偏差値
表の見かた
4年間の倍率の平均が低めのところのみ黄色にしています。ただし、偏差値には倍率も織り込まれているので、偏差
値順に大体なっていると考えた方が良いでしょう。
しかしながら、倍率が急に上がったり、近年人気が出てきたりしている学部などは「紛れ」なので、偏差値には反映
されていません。上の表の傾向から、人の心理を逆手に取り昨年度急に倍率が跳ね上がっているところを狙うだと
か、徐々に人気が出てきている学部は避けるなど、何かしらの傾向を読み取って、自分の有利な方向に入試を進めて
ほしいと思います。

