最近、保護者の方から英検S-CBTについてご相談いただくことが増えてきました。
創心館は英検の準会場です(住吉本部校)。申し込みと受験票の手配は塾が一括して行い、受験料も準会場の金額です。級の選び方から、ライティングの添削、二次試験の面接練習まで対応しています。英検対策だけのご受講もできます。
創心館の英検対策を見る›「通常の英検と何が違うんですか?」
「S-CBTで受けても、普通の英検と同じ扱いになりますか?」
「うちの子の場合、S-CBTで受けた方がいいですか?」
このあたりは、実際によく聞かれる質問です。
英検は高校受験や大学受験でも活用される機会が多くなっており、以前よりも受験のタイミングが大切になっています。
ただ、通常の英検は年に数回しかありません。部活動や定期テスト、学校行事と重なってしまうと、受けたくても受けられないことがあります。
そこで選択肢に入ってくるのが、英検S-CBTです。
今回は、英検S-CBTとはどのような試験なのか、通常の英検と何が違うのか、実際にどんな生徒に向いているのかについて、塾の現場目線でお伝えします。
英検S-CBTとは?
英検S-CBTは、パソコンを使って受験する英検です。
Reading、Listening、Writing、Speakingの4技能を、1日で受験します。
ここで一番大事なのは、S-CBTで合格しても、通常の英検で合格しても、資格としての価値は同じということです。
たとえば、英検準2級をS-CBTで取得した場合でも、通常の英検で取得した場合でも、「英検準2級合格」として扱われます。
ちなみに、試験当日は筆記試験免除の方も受験しやすいように【面接→筆記】の順番で行います。
創心館の英検対策(準会場・級の選び方・料金・よくあるご質問)を見る›
通常の英検と何が違うのか
1.受験できる日程が多い
通常の英検は、基本的に年3回です。
一方で、英検S-CBTは通常の英検よりも受験できる日程が多く、自分の都合に合わせて受けやすいのが大きな特徴です。
これは受験生にとってかなり大きなメリットです。
特に中学3年生や高校3年生は、定期テスト、模試、部活動、学校行事などで予定がかなり詰まっています。
「この回を逃したら次まで待たないといけない」
という通常英検の不便さを、S-CBTならある程度カバーできます。
2.4技能を1日で受けられる
通常の英検では、一次試験に合格したあと、別日に二次試験を受けます。
一方、英検S-CBTでは、Reading、Listening、Writing、Speakingを1日で受験します。
面接だけ別日に受けに行く必要がないので、予定は組みやすくなります。
保護者の方にとっても、送迎の回数が少なくなるのは助かるポイントだと思います。
3.パソコンを使って受験する
英検S-CBTは、パソコンを使って解答します。
問題ページの切り替えに苦戦する方が多いと聞いています。
特に前のページに戻って解きなおしをする厄介とのことです。
次に注意したいのはWritingです。
従来の英検と同じ紙での記入、あるいはキーボードで英文を入力します。
普段からパソコンに慣れている生徒であればキーボードでの記入でもいいかと思いますが、タイピングが苦手な場合は紙での記入にした方が安心です。
英語力はあるのに、入力に時間がかかって力を出し切れない、というのは少しもったいないです。
英検S-CBTのメリット
👍受験のチャンスを増やせる
S-CBTの一番のメリットは、受験のチャンスを増やせることです。
英検は、受けなければ合格できません。
当たり前のことですが、実はここがとても大切です。
実力がついてきているのに、日程が合わない。
部活の大会と重なって受けられない。
次の通常英検まで待っていると、受験に間に合わない。
こうしたケースでは、S-CBTをうまく使うことでチャンスを広げることができます。
👍受験までの計画を立てやすい
高校受験や大学受験で英検を使いたい場合、「いつまでに何級を取るか」が大切です。
たとえば中学3年生であれば、夏から秋にかけて準2級を狙いたい生徒もいます。
高校生であれば、推薦入試や総合型選抜を見据えて、2級以上を目指す生徒もいます。
S-CBTは通常英検よりも日程の選択肢が多いため、受験から逆算して計画を立てやすくなります。
👍1日で終わるので動きやすい
通常英検の場合、一次試験と二次試験が別日になります。
もちろんこれはこれでメリットもありますが、忙しい生徒にとってはスケジュール管理が難しくなることもあります。
S-CBTなら1日で4技能を受験できるため、予定をまとめやすいです。
「何度も会場に行くのが大変」
「部活や学校行事と重なりやすい」
という生徒には、かなり使いやすい受験方式だと思います。
英検S-CBTの注意点
⚠️パソコン操作に慣れておく必要がある
特に中学生の場合、スマホ入力には慣れていても、キーボード入力にはあまり慣れていない生徒もいます。
S-CBTを受ける場合は、簡単なパソコン操作は出来るようにしておきましょう。
⚠️1日で4技能を受けるので疲れる
S-CBTは1日で完結するのがメリットですが、その分、集中力は必要です。
Reading、Listening、Writing、Speakingをまとめて受けるので、試験が終わるころにはかなり疲れると思います。
前日はしっかり睡眠を取ること。
当日は時間に余裕を持って会場に向かうこと。
こういった基本的な準備も大切です。
⚠️人気の日程は埋まりやすい
S-CBTは日程の選択肢が多いとはいえ、いつでも希望通りに受けられるとは限りません。
特に受験直前期の【11月~1月末】はもちろん、大学の公募推薦で英検を利用したいと考えている学生は【7月~8月末】で受験します、あとは、学校の長期休みの時期は、希望する会場や時間が埋まっていることもあります。
受験を考えている場合は、早めに日程を確認しておくことをおすすめします。
どんな生徒に向いているのか
英検S-CBTは、特に次のような生徒に向いています。
- 部活動や学校行事で通常英検の日程が合いにくい生徒
- 高校受験や大学受験までに英検を取得したい生徒
- できるだけ早く次の級に挑戦したい生徒
- パソコン操作やタイピングに大きな抵抗がない生徒
- 一次試験と二次試験を別日に受けるのが難しい生徒
逆に、パソコン操作に強い不安がある生徒は、通常英検の方が受けやすい場合もあります。
どちらが絶対に良いというより、その生徒に合っている方を選ぶことが大切です。
創心館としての考え
創心館では、英検は「受けられるタイミングで、積極的に受ける」ことが大切だと考えています。
もちろん、何の準備もせずに受ければ良いという意味ではありません。
ただ、ある程度合格の可能性が見えてきているのであれば、受験のチャンスを逃さないことも重要です。
英検は、学力だけでなくタイミングも大切です。
特に受験学年の場合、
「次の英検まで待っていたら、入試に間に合わない」
ということもあります。
そう考えると、S-CBTは非常に使いやすい制度です。
通常英検だけにこだわらず、必要に応じてS-CBTも選択肢に入れていくと良いと思います。
まとめ
英検S-CBTは、通常の英検と同じ資格として扱われる英検です。
大きな特徴は、
- 受験できる日程が多い
- 4技能を1日で受けられる
- 高校受験や大学受験に向けて計画を立てやすい
という点です。
一方で、パソコン操作やタイピングには慣れておく必要があります。
英検は、ただ受ければ良いというものではありません。
今の実力、目標級、受験までのスケジュールを考えたうえで、通常英検にするのか、S-CBTにするのかを決めることが大切です。
創心館では、英検対策はもちろん、
「今の実力で何級を目指せるのか」
「S-CBTと通常英検のどちらが向いているのか」
「高校受験までにどのタイミングで受験すべきか」
といったご相談も承っております。
英検についてお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
