大阪の国公立大学と言えば、
大阪大学
大阪公立大学
大阪教育大学
ですが、大阪大学に行くのは難しく、大阪教育大学は主に教育の大学のため、大阪公立大学を狙うという学生が多い
かと思います。
学費の面の魅力はもちろんですが、就職に関しても強いです。過去、大阪公立大学(私立大学・府立大学時代含む)
出身で就職した子達をたくさん見ていますが、ほぼ東証プライム市場上場企業に就職しています。それも、研究室の
紹介というパターンが多いです。今年就職した子は、年休130日以上、初任給32万円らしいので、人生安泰では
ないでしょうか。そのような生活を送るためにはどこの高校に行くべきか考えてみました。
下記のサイトから抜粋し、大阪府の高校で2024年度に大阪公立大学に合格している人数が多い順にランキングを
作成してみました。
公立 三国丘高等学校 76人
公立 天王寺高等学校 66人
公立 高津高等学校 64人
公立 北野高等学校 49人
公立 四條畷高等学校 46人
公立 岸和田高等学校 45人
公立 豊中高等学校 42人
私立 清風南海高等学校 35人
公立 茨木高等学校 35人
私立 清教学園高等学校 35人
私立 関西大倉高等学校 35人
私立 清風高等学校 29人
私立 高槻高等学校 29人
私立 四天王寺高等学校 28人
公立 生野高等学校 26人
公立 八尾高等学校 26人
公立 千里高等学校 26人
私立 明星高等学校 25人
公立 春日丘高等学校 24人
国立 大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎 24人
私立 開明高等学校 23人
私立 大阪星光学院高等学校 23人
私立 近畿大学附属高等学校 22人
トップ10を赤字にしてみると上記のようになりました。トップ10はいずれも30人以上合格者を出しているた
め、1学年の10分の1くらいは公立大学に合格していることになります。もちろん、それよりも難しい大学に合格
している人もいるため、公立大学を目指すということであれば、もっと数字は多くなると思います。
特筆すべきは上位7つの高校がいずれも公立高校となっているという点です。公立高校の方が国公立志向が高いのか
もしれません。
これらの高校の授業は、大阪公立大学に受かるレベルを最低基準とした授業展開をしているはずです。
したがって、まずはこれらの高校に入学することが、言うまでもなく公立大学合格への一番の近道となります。
では、大阪公立大学に受かるレベルの授業とはどのくらいかと言うと、本当に大雑把な参考書のレベルでお伝えする
と、
数学(理系)は青チャート
英語はやっておきたい英語長文300~500
国語(文系)は現代文読解力の開発講座
です。これらのテキストを7割くらい理解して解くことができれば、大阪公立大学の2次試験突破が現実的になって
きます。
過去には登美丘高校から現大阪公立大学に合格した子も見ていますが、基準はあくまで上記レベルのテキストを解け
るかどうかだと思います。その子は定期テストの勉強や学校の授業に全く力を入れていなかったので、学年の成績は
常に悪かったのですが、外部模試の成績だけはぴかいちでした。定期テスト期間だろうが、春休みだろうが、ひたす
ら必要な問題集のみをやり続けるということを続けた結果の現役合格でした。
上記高校に合格して学校の勉強を頑張る
もしくは
高校のレベルが足りなくても上記テキストを理解できるレベルまで学力を積み上げる
ということが、大阪公立大学合格に向けて必要なことです。