25%(4分の1)の確率で受かるテストを4回受けたらほぼ受かる?

住之江校

私たちの日常は確率という言葉で成り立っています。生まれてから今に至るまでの普段の生活の中で、確率というも

のは私たちの中に感覚として身についていますが、時に確率は私たちの感覚とかけ離れた結果をもたらします。

その最たる例は交通事故の確率です。

【飛行機と自動車はどちらが安全か?】という問いに対して、多くの人は【自動車】と答えます。でも実際のとこ

ろ、交通事故死者数は2025年は2547人航空事故死者数は2025年は0人(令和3年以降0人)ですの

で、安全面で言えば飛行機の方が遥かに上です。

それでは、なぜ多くの人は飛行機が怖いと思うのでしょうか?それは、1回の事故の印象が強すぎて、確率で考える

感覚を凌駕するからです。このように確率を感覚で捉えると、大きな思い違いをすることがよくあります。

ここで本題ですが、確率25%(4分の1)のテストを4回受けた時に受かる可能性はどれくらいでしょうか?

正解は68.4%です。つまり、3回やると1回は受からないということになります。

逆に考えると、4回に1回しか受からないテストでも4回受けたら結構受かるというのは、大学入試で私立を受け

まくった人ならばよく分かると思います。

このような感覚を普段から持っている人はわりとセンスのある人ですが、下記のような問題がくるとだまされること

が多いです。アメリカで有名になったモンティホール問題です。あの有名なチャート式数学に載っています。

三つの扉がある。一つは正解。二つは不正解。

挑戦者は三つの中から一つ扉を選ぶ。

司会者は答えを知っており,残り二つの扉の中で不正解の扉を一つ選んで開ける。

挑戦者は残り二つの扉の中から好きな方を選べる。

このとき扉を変えるべきか?変えないべきか

感覚では、扉を変えても変えなくても確率は一緒のような気がしますが、正解は変えるべきです。

確率に高い低いはありますが、世の中に絶対ということはないということを覚えておかなければなりません。特にこ

れから、安全に関する仕事に就く人は気を付けて下さい。普通に考えて起こらないことが、幾重にも重なって、それ

が事故につながります。

それにしても、年間2547人も死者が出ていて、それが当たり前のように日常生活のニュースになっているのは正

直言って異常な世界です。トラックは全て自動ブレーキシステムを義務化するとか、小学校では国語、算数、理科、

社会に加えて安全という教科を作って、大学入試まで必須科目にするとか、個人や家庭の対応に任せようとしない

で、国としてできることを先にすべきだと思います。

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