【共通テスト英語】今の時期にやるべき勉強法|本番まで約3か月で点数を伸ばすために

住吉本部校

大学入学共通テストまで、いよいよ残り約3か月となりました。

2027年度の大学入学共通テスト本試験は、2027年1月16日(土)・17日(日)に実施されます。英語は、大学入試センター上の配点ではリーディング100点・リスニング100点。リーディングの試験時間は80分です。

この時期になると、

「共通テストの過去問をどんどん解いた方がいいのか」

「まだ単語帳をやっていて大丈夫なのか」

「長文が時間内に読み終わらない」

「リスニングは何をすれば伸びるのか」

といった相談が増えてきます。

結論から言うと、10月下旬〜11月は、ただひたすら共通テストの問題を解けばいい時期ではありません。

むしろここから重要なのは、

①語彙力などの土台を完成させる
②共通テスト形式に慣れる
③時間内に処理する力をつける
④リスニングを毎日の習慣にする

この4つです。

今回は、共通テスト英語で点数を伸ばすために、今の時期から何をしていけばよいのかを具体的にお話しします。

共通テスト英語は「英語を訳せる」だけでは足りない

まず理解しておきたいのが、共通テスト英語の特徴です。

大学入試センターは、共通テスト英語について、

・文章や音声の概要や要点を理解する
・必要な詳細情報をつかむ
・書き手や話し手の意図を読み取る
・複数の情報を整理する
・何を取り上げるべきか判断する

といった力を重視するとしています。

つまり、

「英文を日本語に訳せる=共通テストで高得点が取れる」

というわけではありません。

大量の英文や図表、メール、広告、説明文などから、

「この問題を解くために必要な情報はどこにあるのか」

を素早く探し出す力が必要になります。

ここが、学校の定期テストや一般的な英文和訳とは大きく違うところです。

① まずは英単語。今からでも絶対にやめてはいけない

この時期になっても英単語は非常に重要です。

むしろ、

長文が時間内に読み終わらない原因が、実は単語力不足だった

という受験生はかなり多くいます。

例えば、

英文を読む
↓
知らない単語が出てくる
↓
前後から意味を推測する
↓
もう一度文章を読み直す

これを何度も繰り返していると、当然読むスピードは落ちます。

共通テストは英文量も多いため、単語を見て、

ほぼ瞬間的に意味が出てくる状態

をできるだけ増やしておく必要があります。

10月・11月になったからといって、

「もう単語帳は卒業して過去問だけやろう」

としてはいけません。

英単語は本番直前まで毎日続けましょう。

特に大切なのは、新しい単語を大量に増やすことよりも、

「見たことはあるけれど、意味がすぐに出てこない単語」をなくしていくこと

です。

1日30分でも構いません。

毎日必ず英単語に触れる時間を作りましょう。

② 文法は「問題を解くため」ではなく「英文を正確に読むため」に復習する

共通テストでは、昔のセンター試験のように文法問題が独立して大量に出題されるわけではありません。

だからといって、

「共通テストでは文法はいらない」

というわけではありません。

大学入試センターも、語彙・表現・文法などの知識や技能について、読解やリスニングの問題を通して引き続き評価するとしています。

例えば、

・関係代名詞
・分詞
・不定詞
・比較
・仮定法
・接続詞
・関係副詞
・that節

などが理解できていなければ、英文の構造を正確につかむことができません。

ただし、この時期から分厚い文法問題集を最初から全部やり直す必要はありません。

長文を読んでいて、

「この文の構造が分からない」

「なぜこの訳になるのか分からない」

というところが出てきたら、その単元だけ文法書や参考書に戻る。

このやり方がおすすめです。

文法のための文法学習ではなく、英文を読むための文法学習に切り替えていきましょう。

③ 11月からは「時間を測って読む」練習を増やす

共通テスト英語で最も多い悩みの一つが、

「最後まで解き終わらない」

というものです。

英文そのものは読める。

時間をかければ問題も解ける。

それなのに80分になると終わらない。

このタイプの受験生は非常に多いです。

この場合、必要なのはさらに難しい英文を読むことではありません。

必要なのは、

制限時間の中で読む練習

です。

11月以降は、共通テスト形式の問題を解く際に必ず時間を測るようにしましょう。

最初から毎回80分の通し演習をする必要はありません。

例えば、

「今日はこの大問を15分以内」

「今日は複数の大問を30分で解く」

という形でも構いません。

大切なのは、

自分がどこで時間を使いすぎているのかを知ること

です。

・英文を最初から最後まで丁寧に読みすぎている
・選択肢で迷いすぎている
・分からない問題に5分以上使っている
・同じ英文を何度も読み直している

こうしたクセを見つけて修正していきます。

④ 過去問は「何点だったか」より「なぜ間違えたか」

これから過去問や共通テスト形式の問題を解く機会が増えてきます。

ここで絶対にやってほしくないのが、

「今日は68点だった」「今回は74点だった」だけで終わること

です。

点数以上に大切なのが、

なぜその問題を間違えたのか

です。

間違えた問題を、

・単語を知らなかった
・英文の構造を読み間違えた
・本文の内容を勘違いした
・設問を読み間違えた
・必要な情報を見つけられなかった
・時間が足りなかった
・選択肢を最後まで比較できなかった

というように分類してみてください。

例えば毎回「時間不足」で間違えているのであれば、さらに単語や速読の練習が必要です。

一方で時間は余っているのに点数が取れないのであれば、読むスピードよりも正確性に問題があります。

過去問は自分の弱点を発見するための教材です。

解いた問題数だけを増やすのではなく、復習にしっかり時間を使いましょう。

⑤ リスニングは「週末にまとめて」ではなく毎日やる

共通テスト英語では、リスニングも非常に重要です。

大学入試センター上では、リーディング100点、リスニング100点と同じ配点になっています。

リスニング対策で最も避けたいのが、

「日曜日に1時間だけリスニングをする」

という勉強です。

リスニングは、

1週間に1回60分より、毎日15分

の方がおすすめです。

例えば、

①まず問題を解く
②聞き取れなかったところを確認する
③スクリプトを読む
④知らない単語・表現を確認する
⑤音声を聞きながら英文を追う
⑥もう一度何も見ずに聞く

という流れで復習します。

余裕があれば、音声に合わせて発音するシャドーイングやオーバーラッピングも効果的です。

共通テストのリスニングには1回読みの問題と2回読みの問題の両方が含まれるため、「もう一度聞けば分かる」ではなく、一度で要点をつかむ意識も必要です。

点数別に考える「今やるべきこと」

現在の得点によっても、優先順位は変わります。

まだ50〜60点前後の場合

まずは、

単語・基本文法・英文解釈

を優先しましょう。

この段階で共通テストの過去問ばかり解いても、思うように点数が伸びないことがあります。

英文を読めない原因そのものを改善する必要があります。

毎日の英単語に加えて、比較的短い英文を正確に読む練習を増やしましょう。

60〜80点前後の場合

この層は、

時間配分と問題演習

が非常に重要です。

英文そのものはある程度読めている可能性が高いため、

「なぜ時間が足りないのか」

「どのタイプの問題で落としているのか」

を分析しましょう。

共通テスト形式の問題を時間を測って解く回数を徐々に増やしていきます。

80点以上取れている場合

80点以上取れている人は、

ミスを減らして90点台を安定させること

が目標になります。

知らない単語をさらに減らす。

選択肢の根拠を本文中から確認する。

時間配分を固定する。

リスニングの1回読みへの対応力を高める。

こうした細かい部分を詰めていきましょう。

10月下旬〜本番までのおすすめ学習スケジュール

ここから本番までは、大きく3段階に分けて考えるとよいでしょう。

10月下旬〜11月

基礎の最終確認+共通テスト形式への慣れ

・英単語を毎日
・苦手文法の復習
・長文をできるだけ毎日読む
・共通テスト形式の問題を時間を測って解く
・リスニングを毎日15〜20分程度

この時期は、まだ基礎に戻っても大丈夫です。

むしろ、分からないことを放置したまま12月に入る方が危険です。

12月

本番形式の演習を増やす時期

12月からは80分を使ったリーディングの通し演習も増やしていきます。

本番形式で解いて、

採点
↓
原因分析
↓
復習
↓
再度英文を読む

という流れを繰り返しましょう。

「何年分解いたか」よりも、

同じ失敗を繰り返さなくなっているか

を重視してください。

1月

新しいことを増やさず、完成度を高める

本番直前になったら、新しい参考書に次々と手を出す必要はありません。

これまで使ってきた、

・単語帳
・文法教材
・過去問
・模試
・間違えた問題

をもう一度見直します。

特に、自分が何度も間違えた問題は最高の教材です。

「できない問題を増やす」のではなく、

「できる問題を確実に増やす」

ことを意識しましょう。

共通テスト英語は、ここからでも十分伸ばせる

共通テストまで約3か月。

「もう時間がない」

と感じる受験生もいるかもしれません。

しかし、英語はこの時期からでも十分に点数を伸ばすことができます。

特に、

・英単語の完成度を上げる
・読むスピードを上げる
・時間配分を改善する
・設問への慣れを作る
・リスニングを習慣化する

このあたりは、数か月でも大きく変わります。

逆に危険なのは、

「とりあえず毎日過去問を解いているから大丈夫」

という状態です。

過去問を解くだけでは、弱点そのものが改善されないこともあります。

大切なのは、

今の自分に何が足りていないのかを分析し、その部分を毎日の勉強に落とし込むこと。

残り約3か月だからこそ、やることを絞りましょう。

英単語。

長文。

時間を測った演習。

丁寧な復習。

そして毎日のリスニング。

地道な勉強ですが、この積み重ねが本番の得点につながります。

創心館でも、共通テスト本番に向けて、一人ひとりの現在の得点や志望大学に合わせながら学習内容を調整していきます。

「共通テスト英語が時間内に終わらない」

「過去問を解いているのに点数が伸びない」

「何から勉強すればいいのか分からない」

という場合は、ぜひ一度ご相談ください。

残された時間を最大限に活用して、本番まで一緒に力を伸ばしていきましょう。

創心館からのご案内

大阪市内で塾をお探しの方へ。

このブログを運営する創心館は、住吉・住之江・あびこ・中之島に教室を持つ地域密着の学習塾です。小学生・中学生を中心に、一人ひとりの学びに寄り添う指導を行っています。学習のご相談・体験授業は、いつでもお気軽にどうぞ。

住吉本部校創心館 高等部
シェアする
タイトルとURLをコピーしました