中3必見|高校入試説明会ダイジェスト|志望校の決め方・科目別の勉強法・直前スケジュール(動画あり)

お知らせ

2025年10月19日『創心館 第2回 入試説明会』

先日開催した高校入試説明会(中学3年生・保護者様向け)の内容を、欠席された方向けに動画公開します。本記事では、志望校の選び方、公立/私立の違い、指定校推薦と英検の活用、10月〜3月の逆算スケジュール、科目別の直前対策、そして「行動を習慣化する」ためのコツを、読み物としてギュッと整理しました。外部の方の閲覧も歓迎です。受験準備の最終チェックにご活用ください。

【動画】高校入試説明会ダイジェスト
※動画内の日付・数値は説明会当日時点の情報です。最新は各高校の公式発表をご確認ください。

※動画内の日付・数値は説明会当日時点の情報です。最新は各高校の公式発表をご確認ください。

この記事でわかること

  • 志望校の決め方:学費・コース・校風・進学実績・受験方式の比較軸
  • 公立と私立の違い:授業数・進度・宿題量・自由度・指定校推薦の違い
  • 逆算スケジュール:10月〜3月に「いつ・何をやるか」
  • 科目別の勉強戦略:理社の総復習、英語の入試演習、数学の時間配分、国語の伸ばし方
  • モチベ管理:やる気に頼らず、行動を先に習慣化する方法

志望校の決め方:「重視する3条件」を先に決める

すべてを満たす学校はありません。物件探しと同じで、「これだけは譲れない」条件を3つに絞って、事実で比較しましょう。

比較チェックリスト

  • 学費:公立は総費用が低め。私立は授業料無償化があっても、入学金・諸費・端末費・合宿費など別途かかることが多い。
  • コース:私立は複数学力帯や専門(国際・看護・情報・アスリート等)。コース変更可否、部活参加制限の有無は要確認。
  • 校風・自由度:制服・スマホ・染髪などの校則、土曜授業や長期休暇の長さ。
  • 授業量・進度:私立の上位・進学コースや、公立の文理学科は進度が速い。
  • 進路実績・指定校推薦:枠の多さや配分方針(下位コースに優先の学校も)、校内選考基準(評定平均)。
  • 受験方式:公立は内申+当日点。私立は回し合格の仕組みや英検加点の有無(学校差あり)。

英検の使い方

  • 公立の加点は概ね2級〜が目安で難度高め。
  • 私立は準2級・3級でも評価対象の学校が多数。戦略的に活用価値あり。

10月〜3月:逆算スケジュール

10月
実力テストの基準確認・志望校候補の絞り込み
→ 校舎面談で基準超えか確認。内申と当日点のバランスを把握しておく。


11月上旬
実力テスト(重要)
→ ここまでの総合点で、私立・公立の現実ラインを固める。
→ 基準に届かなければ戦略を早めに修正する。


11月下旬
期末テスト
→ 内申の底上げのラストチャンス。
→ 提出物・副教科の取りこぼしをゼロにする。


12月中旬
私立受験校の最終確定/赤本スタート
→ 英語・国語は早めに過去問OK。
→ 数学は三平方の定理を履修し終えてから本格的に過去問へ。


12月下旬〜年末
冬期講習・年末合宿
→ 勉強だけに集中できる環境づくりを。
→ スマホ時間は「差し出す」勇気を持とう。自分への投資になる。


1月
学年末テスト/最後の実力テスト
→ 評定締めと弱点補強の仕上げ期間。
→ 赤本は直近年度を中心に、合格最低点を安定して超えるまで反復。


2月10日
私立入試本番
→ 合否や回し合格の層を分析すると、公立出願の現実ラインの参考になる。
→ 直前の1週間は「早寝・早起き・食習慣」を崩さない。


3月11日
公立入試本番
→ 模試がなく孤独になりやすい時期。
→ 「淡々とやる」「感情に左右されない」が勝ち筋。
→ 本番の自分を信じて、最後まで丁寧に。

科目別:直前期の勉強戦略

理科・社会(総復習は「知識の塊」で)

  • 新規単元(例:天体)は最初から入試レベルまで上げる。
  • 間違いは点ではなく「塊」で直す(例:「火山岩」→深成岩・斑晶・石基・代表岩石まで一括復習)。

英語(入試演習 × 精読の二刀流)

  • 全国入試問題集で毎日リーディング量を確保。
  • 音読で「構文の型」を体に入れる。英作文は頻出表現のテンプレ化。

数学(時間制限アリ/ナシを両方やる)

  • 三平方の定理まで履修完了後に本格的に過去問へ。
  • 「粘って解き切る訓練」と「制限時間内での最適打点」を両立。

国語(機会最大化+短期集中ブースト)

  • 授業・宿題・演習の1問を毎回“全力で”。設問意図→根拠線引き→言い換えの型を確認。
  • 苦手が顕著なら1週間の短期集中で偏差値が動きやすい科目。

行動を習慣化する(やる気は後からついてくる)

  • 時間で動く:「19:20になったら授業の有無に関係なく塾へ」など、同じ時間に同じ行動。
  • 記録する:滞在時間ランキングなどの「見える化」は強力なモチベーター。
  • ナポレオン・ヒルの6ステップ:
    1. 志望校を明確化
    2. 差し出すものを決める(スマホ時間・だらだら時間)
    3. 期限(2/10・3/11)
    4. 明確な計画(科目別のいつ・何を)を立て即実行
    5. 以上を1つの宣言文にまとめる
    6. 起床時と就寝前に音読(ありありと合格後の自分を想像)

やり切った受験は、人生の財産になる

受験は「合格か不合格か」で終わるものではありません。
本気で志望校を決め、毎日の勉強を積み重ね、結果がどうであれ“自分の限界を超えた時間”を過ごした受験生は、その後の高校生活でも強く成長していきます。

結果だけを追う受験は苦しくなりますが、「今日、やるべきことをやり切る」という日々の姿勢が積み重なると、気づけば自信と実力が追いついてきます。
この時期の努力は、一見勉強のために見えて、実は「生き方の基礎」をつくっている時間です。

創心館では、ただ点数を上げるだけでなく、「自分を信じてやり抜く力」を育てることを大切にしています。
不安なときこそ、一人で抱え込まず、私たち講師陣を頼ってください。
目の前の1日1日の積み重ねが、あなたの未来を形づくります。

受験を通して「やればできる」という確信を手に入れましょう。
それこそが、合格以上の“本当の成果”です。

よくある質問

Q. 私立と公立、どちらが自分に合っていますか?
A. 早期から進学に全振りなら私立上位・進学コース。将来の選択肢を広く残すなら公立(とくに文理学科)も有力。校風・コース・学費も併せて比較を。

Q. 英検は受けたほうがいい?
A. 公立の加点は2級〜が目安で難度高め。一方、私立は準2・3級でも評価対象の学校が多い。直近回の受験を検討。

Q. 過去問は何年分?いつから?
A. 目安は5年分。12月中旬〜冬期講習で本格化。合格最低点を指標に、直近2年で安定越えを。数学は三平方を習い終えてから。

個別相談・体験のご案内

入試までの流れや学習の進め方でご不安な点があれば、いつでも各教室までご相談ください。

ご家庭での進路選びや学習プランについて個別にご相談されたい場合は、面談も承っております。

🔹創心館の塾生には随時無料で面談を実施していますが、塾外生の方も【1時間5,500円(税込)】にて面談をご利用いただけます。
→面談後、入塾が確定しましたら授業料から5,500円を割り引く形で返金いたします。

志望校の選定、受験戦略、学習計画の立て方など、どんなことでもお気軽にご相談ください。
ご希望の方は、お電話・LINE・Webフォームよりお申し込みいただけます。

【進路・受験の個別相談をご希望の方へ】

🔸塾外生の方も、プロ講師との面談をご利用いただけます
志望校選びや受験戦略、勉強の進め方に不安がある方は、まずは一度ご相談ください。

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