【2027年共通テスト英語リーディング】問題構成・時間配分・解き方を徹底解説!今から本番までの勉強法

創心館 高等部

2027年1月の大学入学共通テストまで、残り約3か月半となりました。

英語リーディングについて、

「最後まで解き終わらない」
「長文は読めるのに点数が安定しない」
「過去問はいつから始めればいい?」
「今から何を勉強すれば間に合う?」

と悩んでいる受験生も多いのではないでしょうか。

共通テスト英語リーディングで重要なのは、単純に英文を訳す力だけではありません。

80分という限られた時間の中で、必要な情報を見つけ、整理し、正しく判断する力が求められます。

この記事では、2027年共通テストを受験する高校3年生に向けて、問題構成・おすすめの時間配分・解き方・本番までの勉強法を解説します。


2027年共通テスト英語リーディングの基本情報

2027年度の共通テスト英語リーディングは、

試験時間:80分
配点:100点

です。大学入試センターが公表している2027年度の出題範囲は、「英語コミュニケーションⅠ」「英語コミュニケーションⅡ」「論理・表現Ⅰ」となっています。

また、大学入試センターは2027年度の問題作成方針として、単純な知識だけでなく、

  • 情報の概要や要点、詳細を理解する力
  • 書き手の意図を理解する力
  • 複数の情報を整理する力
  • 必要な情報を判断する力

などを重視するとしています。

つまり共通テスト英語では、

「英文を日本語に訳せるか」よりも、「英文から必要な情報を素早く取り出せるか」

が非常に重要になります。


大学受験を考えている方へ

この記事を書いている創心館は、住吉・住之江・あびこ・中之島の4校舎で高1から浪人生までの大学受験指導を行っている学習塾です。高校生は講師1人に生徒2人までの個別指導で、全科目に対応しています。志望校の決め方や今からの進め方のご相談は、入塾をお決めでない段階でも承っています。

高校生コース・大学受験の指導について› 関西の大学入試ガイド(記事の一覧)›

2027年の問題構成はどうなる?

2027年度の具体的な大問構成は、現時点では確定していません。

ただし、2025年度・2026年度はともに8大問構成でした。2026年度は100点満点・44マークで、次のような構成となっています。

大問主な内容配点
第1問テキストメッセージ6点
第2問Webサイト12点
第3問記事9点
第4問ニュースレターの推敲12点
第5問チラシ・フォーム・メール16点
第6問物語文12点
第7問論説文16点
第8問複数資料を使ったレポート作成17点

2027年度もまったく同じ構成になるとは限りませんが、まずは2026年度の形式を基準に対策しておけばよいでしょう。

特に後半では、長い英文を読むだけではなく、複数の資料を比較したり、情報を整理したりする問題が増えます。

そのため、後半に十分な時間を残すことが重要です。


共通テスト英語リーディングのおすすめ時間配分

80分をなんとなく使ってしまうと、第7問・第8問に到達したときには時間がほとんど残っていない、ということがよくあります。

一つの目安として、次のような時間配分がおすすめです。

大問目安時間
第1問4分
第2問7分
第3問7分
第4問9分
第5問10分
第6問11分
第7問13分
第8問14分
見直し・調整5分

もちろん、得意・不得意によって多少変えて構いません。

重要なのは、

「自分の時間配分を事前に決めておくこと」

です。

例えば、

第4問終了:約27分
第6問終了:約48分
第7問終了:約61分

というように、自分なりの通過時刻を決めておくと、本番でも時間を管理しやすくなります。


共通テスト英語の解き方① 最初から全部を精読しない

共通テストでは、文章の一文一文を完璧に日本語訳していると時間が足りなくなります。

まず、

「何を答えるために読むのか」

を意識することが大切です。

例えば、

「いつ開催されるのか」
「どのプランが条件に合うのか」
「筆者が最も伝えたいことは何か」

など、問題によって探すべき情報は違います。

設問を意識しながら、必要な情報に強弱をつけて読む練習をしていきましょう。


共通テスト英語の解き方② 「言い換え」を意識する

共通テストでは、本文と選択肢がまったく同じ英語で書かれているとは限りません。

本文の内容が、選択肢では別の表現に言い換えられていることがよくあります。

そのため、

「本文と同じ単語があるから正解」

という探し方は危険です。

文章を読むときには、単語だけを見るのではなく、

「結局どういう意味なのか」

を考えることが重要です。


共通テスト英語の解き方③ 前半に時間をかけすぎない

第1問~第3問は比較的短い文章が中心です。

ここで一問に悩みすぎると、配点の高い後半に使える時間が減ってしまいます。

特に第7問・第8問では、論説文や複数資料から情報を整理する必要があるため、ある程度まとまった時間が必要です。

「分からない問題があっても、一度飛ばす」

という判断も、本番では立派な戦略です。


今から本番まで何を勉強すればいい?

ここから約3か月半は、時期によって勉強内容を変えていきましょう。

10月|単語・文法+読解力を固める

まずは基礎力です。

共通テスト形式の問題を解いていても、知らない単語が多すぎる状態では、なかなか点数は安定しません。

10月は、

英単語・熟語を毎日続けながら、英文法・英文解釈・長文読解を並行して進める

ことをおすすめします。

ただし、「単語帳が完璧になってから長文を始める」という考え方はおすすめしません。

単語学習と長文演習は同時進行で進めましょう。


11月|共通テスト形式の問題を増やす

11月からは、共通テスト形式の演習量を増やします。

この時期は、ただ点数を見るのではなく、

「なぜ間違えたのか」「なぜ時間がかかったのか」

を分析してください。

例えば、

  • 単語が分からなかった
  • 英文の構造が取れなかった
  • 設問の意味を勘違いした
  • 本文を何度も読み直した
  • 選択肢で迷いすぎた

など、同じ不正解でも原因は違います。

原因が分かれば、何を勉強すればいいのかも見えてきます。


12月|80分通しで解く

12月からは、本番を想定した80分通しの演習を増やします。

ここでは点数だけでなく、

「第4問まで何分だったか」
「第6問まで何分だったか」
「最後まで解き終わったか」

まで記録してください。

共通テスト英語では、

「時間を無制限に使ったら何点取れるか」ではなく、「80分で何点取れるか」が実力です。

この時期に、自分に合った時間配分を完成させていきましょう。


1月|間違えた問題を徹底的に復習する

直前期になって、新しい問題集を次々と始める必要はありません。

これまで解いた、

  • 共通テスト過去問
  • 模試
  • 予想問題
  • 長文問題

の中から、間違えた問題をもう一度確認しましょう。

特に、

「なぜその選択肢を選んでしまったのか」

まで説明できるようにすると、同じ失敗を防ぎやすくなります。

単語帳についても、最後まで同じものを繰り返すことが大切です。


共通テスト英語は「英語力+情報処理力」

共通テスト英語リーディングは、単純な長文読解の試験ではありません。

大学入試センターの2027年度の問題作成方針でも、文章の概要・要点・詳細や書き手の意図を理解するだけでなく、得られた情報を整理・判断する力を重視することが示されています。

だからこそ、

単語力
+英文を正確に読む力
+必要な情報を探す力
+80分で処理する力

が必要になります。

今の時点で時間が足りなくても、まだ改善する時間はあります。

まずは自分が、

「英語が読めない」のか、それとも「読めるけれど処理が遅い」のか

を見極めることから始めてください。

残された期間にやるべきことを明確にして、一つずつ仕上げていきましょう。

創心館からのご案内

大阪市内で塾をお探しの方へ。

このブログを運営する創心館は、住吉・住之江・あびこ・中之島に教室を持つ地域密着の学習塾です。小学生・中学生を中心に、一人ひとりの学びに寄り添う指導を行っています。学習のご相談・体験授業は、いつでもお気軽にどうぞ。

創心館 高等部
シェアする
タイトルとURLをコピーしました